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土佐市・江別市 友好都市提携45周年

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北海道江別市

北と南で交流を深めてきた江別市と土佐市は、昭和53年7月15日に友好都市提携を締結し、今年で45周年を迎えます。
友好都市提携45周年を記念して、両市の交流のあゆみを紹介します。

◆友好都市提携盟約の調印に至るまで
土佐市は、昭和51年に市制施行20周年を迎えることを記念して、友好都市構想を打ち出しました。江別市は、土佐市と共通して製紙業が盛んなことや市制発足当時の人口が3万人台と同規模だったこと、また南と北で対照的な位置にあったこともあり、友好都市提携先の候補市として挙がりました。
昭和52年11月に土佐市から江別市へ、北と南の衛星都市(土佐市・高知市と江別市・札幌市の関係)で交流したいとの提案があり、江別市では、昭和53年に開基100周年記念事業を予定していたこともあって、土佐市との友好都市提携を行うことを決め、昭和53年7月15日に友好都市提携の調印を行いました。

◆両市の交流
◇周年記念相互訪問
昭和53年の友好都市提携締結以来、5年ごとの節目に市長をはじめとする訪問団の相互訪問を行い、記念式典や記念行事などで交流を深めています。
今年は、45周年を記念した相互訪問を予定しています。

◇教育交流
[小中学生国内交流研修事業]
毎年、両市の小中学生が相互に訪問し、学校への体験入学や、それぞれ特色のある体験学習を行っています(令和2~4年度は新型コロナウイルス感染症の影響により中止)。
両市の小中学生が友情を深め、他都市の歴史・文化・産業を学ぶとともに郷土愛を育む貴重な交流となっています。

[姉妹校などの交流]
・宇佐小学校と江別小学校の姉妹校調印(昭和59年度)
・高岡中学校と江別第三中学校の姉妹校調印(昭和60年度)
・江別市の学校給食に土佐市の文旦が登場(平成16年度)
・宇佐小学校と江別第一小学校の姉妹校調印(平成28年度)

◇経済交流
・商業施設EBRI(エブリ)内「江別アンテナショップGET’S」での土佐市特産品の販売
・両市での特産品販売会の開催

◇その他の交流
土佐市江別会および江別市土佐会は、市民相互の友好親善を目的として昭和53年12月に発足して以来、両市特産品販売会での物産交流や大綱(おおつな)まつりなどでの市民交流を行っています。
そのほか、両市のライオンズクラブや文化協会、郵便局など幅広い団体や企業などとの交流を続けています。

◆歓迎 7/30(日)、土佐市訪問団の皆さんが市内のイベントに参加します!
・えべつ北海鳴子まつり
・友好都市提携45周年記念 第1回 江別・土佐友好大綱(おおつな)まつり
イベントの詳細は、本紙12ページをご覧ください。

◆check 土佐市ってどんなところ?
土佐市は高知県のほぼ中央に位置し、平野、山、川、海と変化に富んだ地形と豊かな自然環境により、さまざまな産業・文化が育まれてきました。温暖な気候を活かし、土佐文旦、小夏などの果物類、ピーマン、ショウガなどの野菜類のほか、カサブランカなどの花卉(かき)類といったさまざまな品目を生産し、多彩な特産品を生み出しています。
また、全国的な知名度を誇る仁淀川(によどがわ)の豊かな水を利用した製紙工業や、黒潮が運ぶ多様な水産資源に支えられた漁業、水産加工業なども発達しています。鰹節である本枯節(ほんかれぶし)の一つ「改良土佐節」発祥の地でもあり、土佐節の製造技術は、令和3年9月に登録無形民俗文化財の第1号に登録されました。
そのほか、南部の横浪(よこなみ)半島は、美しい景観とともに観光・レジャーなども楽しむことができます。

詳細:江別市都市提携委員会事務局(生涯学習課内)
【電話】381-1049

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