◆江別市長 後藤 好人(Goto Yoshihito)
新年あけましておめでとうございます。
昨年5月の市長就任以来、市民の皆さまには、市政各般に深いご理解と温かいご支援、ご協力を賜り心から感謝申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、市民まつりをはじめ、市内の各種行事が4年ぶりに再開されたほか、高知県土佐市との友好都市提携45周年を記念し相互に訪問するなど、かつての賑わいを取り戻した一方で、記録的な猛暑、一昨年から続く原油価格・物価高騰などが市民生活や市内経済に大きな影響を及ぼした1年となりました。
また、社会のさまざまな分野におけるデジタル化が加速した年でもありました。当市では、3月からデジタルを活用して健康管理ができる「生涯健康プラットフォーム推進事業」を開始したほか、12月には子育てひろば「ぽこあぽこ」の大型複合遊具などのリニューアルにあわせ、会員証を電子化し、スマホで入退館できるシステムを導入しました。
このほか、9月には、食と認知機能の関係を明らかにする産学官連携の事業「江別いきいき未来スタディ」を始めております。
スポーツ関連では、あけぼのパークゴルフ場に新たに9ホールを増設、4コース36ホールとなり各種大会が開催されたほか、36年ぶりに道内で全国高等学校総合体育大会が開催され、当市では、ホッケーと水泳の2競技が行われました。
さて、今年は市制施行70周年を迎えるとともに、今後10年のまちづくりの指針となる市の最上位計画「第7次江別市総合計画」スタートの年となります。将来都市像となる「幸せが未来へつづくまちえべつ」を目指して、時代の変化に対応しながら、持続可能なまちづくりを着実に進めてまいります。
また、市立病院では、4月から始まる「江別市立病院経営強化プラン」に基づき、地域医療提供体制を確保しつつ、より一層の経営強化を図ってまいります。
今後におきましても、子育て環境の充実や、ゼロカーボンシティ推進に向けた取り組みなどを積極的に進めてまいりますので、引き続き、ご理解とご協力を賜わりますようお願い申し上げます。
新たな年が市民の皆さまにとりまして、笑顔あふれる1年となりますよう、心から祈念申し上げます。
◆江別市議会議長 島田 泰美(Shimada Yasumi)
新年あけましておめでとうございます。
市民の皆さまには日頃より市議会の活動に対し深いご理解とご協力を賜り厚くお礼を申し上げます。
昨年4月の統一地方選挙では新市長が誕生したほか、市議会でも8人の新議員が当選し、新たな構成でスタートいたしました。
また、定数25人のうち、女性議員が11人を占め、前回の選挙から1人少なくなったものの、女性議員の割合が高く、全国的にも注目を集めておりますが、年齢や性別にかかわらず、多角的な視点からの活発な議論が展開されております。
さて、3年余り続いた新型コロナウイルス感染症の影響も、昨年の5月8日以降、2類の位置づけからインフルエンザと同等の5類に移行されたことで、これまでのさまざまな制約が緩和されてきました。
これに伴い、社会経済活動も本格的に動き出し、我々の生活様式はもとより議会活動においてもコロナ禍前の状況に戻すことができるようになりました。
議会の取り組みに触れますと、昨年の6月に江別市議会業務継続計画(議会BCP)の実効性を確認する目的で、初めて議会防災訓練を実施したほか、11月には市民と議会の集いを市内3か所の会場で開催することができました。
このほか、まちの方向性を示す「第7次江別市総合計画」の策定にあたり、江別市議会では、10人の議員で構成する特別委員会を設置して、この計画の基本的な構想部分について審査を行ってまいりました。
今年は、第2期江別市議会ICT化推進基本計画に基づき、議会にタブレット端末を早期に導入いたします。議会運営の効率化やペーパーレス化を進めていくことができるよう、現在準備を進めているところであります。
これからも、より市民に開かれた江別市議会を目指してさまざまな取り組みを進めてまいります。
結びに、新しい年が市民の皆さまにとりまして、希望に満ちた幸多き年となりますことを祈念申し上げます。
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