文字サイズ
自治体の皆さまへ

いつまでも健康に笑顔で過ごすために食生活を見直し、生活習慣病を予防しましょう

13/49

北海道江別市

市では「江別市民の食と健康に関する実態調査」を酪農学園大学と協働で実施しました。調査回答(20歳以上1,143人)の分析から、健康維持のための6つのポイントを紹介します。(結果の詳細は、市HPまたは本紙掲載の二次元コードからご確認いただけます)

◆(1)もっと野菜を食べましょう! ~目標は1日350g以上~
市民の1日平均摂取量は232g(国の目標量の3分の2)で、8割以上の方が野菜不足です。生活習慣病の予防には、野菜をしっかり食べることが大切です。高血圧や糖尿病を予防し、血管を守る効果が期待できます。

・簡単☆野菜レシピ
野菜を手軽に食べられるレシピを紹介しています。
※二次元コードは本紙をご覧ください。

◇POINT
野菜料理は1日5皿が目標。今よりプラス2皿を心がけて。(1皿約70g。トマト中1/2個程度) 食事の際、野菜から食べ始める「ベジファースト」は血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。

◆(2)食塩の取り過ぎに注意!
日本人の食事摂取基準を大きく上回る食塩量を取っています。年代が高くなるほど摂取量が多い傾向です。塩分の取りすぎは高血圧や動脈硬化の原因となります。健康のために薄味・減塩を心がけましょう。

◇POINT
カップ麺などのインスタント食品、加工食品、スナック菓子は食べる量に気をつけて。麺類のスープは残し、減塩しょう油など調味料を工夫しましょう。

◆(3)肥満傾向の男性が増加! ~肥満を改善しましょう~
成人男性の肥満が増えており、3人に1人を占めます。肥満により生活習慣病やがんにかかるリスクが高まります。栄養バランスや食べ方に気を付けて運動の習慣をつくり肥満を予防・改善しましょう。
※肥満=BMI:体重(kg)÷身長(m)²が25以上

◇POINT
体内時計が整うと、食事から取ったエネルギーが燃焼しやすくなるため、生活リズムを整えましょう。「朝食を食べる」「昼食は多めでもOK、夕食は控えめに」など食べ方の見直しを。

◆(4)バランスの良い食事が大切! ~やせ傾向の高齢女性が増加~
65歳以上の女性の4人に1人が、やせ傾向(BMI20以下)です。やせ傾向の女性は5年前より1割増えています。食欲がなくなり、急激に体重が減ることで低栄養状態となることもあります。
1日3食、栄養バランス良く食べましょう。

◇POINT
毎日、いろいろな種類の食品を食べましょう。特に魚・肉などのたんぱく質やビタミン・カルシウムは大切です。意識して食べて、丈夫な筋肉や骨をつくりましょう。

◆(5)朝食を食べる習慣は大切! ~朝食を食べない人が増加~
3人に1人が週に2回以上朝食を食べていません。若い年代ほど、食べない人が多いです。
朝食は1日をスタートするための重要な活力源。学習や仕事の能率が上がります。また、食べないことにより肥満や生活習慣病のリスクが高まります。忙しくても朝食を食べるよう心がけましょう。

◇POINT
若い頃から「朝食を食べる習慣」を。まずは10分早起きして、おにぎり1個、バナナやヨーグルトなど簡単なものから。遅い時間の夕食や食後のお菓子・飲酒は控えめにしましょう。

◆(6)飲酒は、ほどほどに! ~中高年男性の飲酒量が多い傾向~
1日あたりの純アルコール量が、男性40g、女性20g以上になると、アルコール依存症・生活習慣病・肝疾患・がんなどの病気のリスクが高まります。(5%のビール500ml、または14%の日本酒・ワイン180mlで純アルコール20g)
男性では50~60歳代の約3割、70歳以上の約2割が、この量を超えた飲酒をしています。お酒はほどほどに、適量を楽しみましょう。

◇POINT
「あらかじめ飲む量を決める」「休肝日を作る」「空腹での飲酒は控える」などの工夫をしましょう。

詳細:健康推進室 健康推進担当
【電話】381-1044

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU