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自治体の皆さまへ

あなたと大切な人の未来のために 禁煙に一歩踏み出しましょう

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北海道江別市

◆喫煙率は高いが、やめたい、減らしたい人が多い
北海道の喫煙率は約20%(令和4年度、国民生活基礎調査)で、47都道府県の中でトップ3に入ります。また、市内の小学生に対する喫煙予防教室後のアンケート調査では、約半数の児童が「家族がたばこを吸う」と回答しており、江別市の喫煙率も高いことが推測されます。
喫煙者に対して行った禁煙の意思調査の結果(下図)では約57%の方が「たばこを吸うのをやめたい」「本数を減らしたい」と考えています。
「たばこと距離を置きたい」「たばこをやめたい」と思っているのになぜ喫煙してしまうのでしょうか。

◇現在喫煙者における禁煙の意思

◆たばこがやめられない理由
「たばこをやめたい」「減らしたい」と思っているにもかかわらずやめられないのは、意思の弱さではなく、「ニコチン依存」によるものです。たばこを吸ってしばらくすると、体内のニコチン濃度が減少し、イライラなどの離脱症状が現れます。その症状を緩和しようと、脳がたばこを欲してしまうのです。
最近は加熱式たばこを使用する人も多いですが、ニコチン依存は通常のたばこと同様に起こります。

◇離脱症状の例
・イライラする
・落ち着かない
・頭痛がする
・からだがだるい
・眠気を感じる

こんな時にたばこを吸いたくなったら、あなたはニコチン依存によってたばこを吸っているのかもしれません

◆大切な人を守るために、一歩踏み出す
近年分煙が進み、たばこを吸えない場所が増えました。しかし、家庭内ではどうでしょうか。換気扇の下で吸っていても、受動喫煙を防ぐことはできません。また、最近は喫煙者の吐く息や衣服、喫煙者がいる部屋のカーテンなどからも受動喫煙が起こるという考え方が主流になっています。
受動喫煙によって、周囲の人の肺がん、虚血性心疾患、脳卒中や乳幼児突然死症候群(SIDS)などのリスクが上昇するといわれています。受動喫煙から大切な人を守るためにも、禁煙しましょう。

◆たばこをやめたいと考えている方へ
ニコチン依存症による喫煙を自力でやめるのは難しいですが、医療の力を借りることで楽に禁煙できる場合もあります。禁煙外来の情報は、石狩振興局のホームページから確認できます。

詳細:保健センター
【電話】385-5252

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