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健康×暮らしナビ

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北海道江別市

【健康ひとくちMEMO】

■フレイルに負けない! 若さを保つ食事術
「フレイル」とは、加齢により心身の機能が低下し、介護が必要となる手前の状態のことです。フレイルが進むと要介護になる危険性が高まります。フレイルは工夫することで進行を防ぎ、元の状態に戻ることができます。「痩せてきた気がする」「前よりも歩くのが遅くなった」「むせることが増えた」などの変化はフレイルの兆候かもしれません。
フレイルの進行を防ぐためには、「栄養・口腔機能」「身体活動」「社会参加」の3つのポイントがあります。その中の「栄養」について紹介します。
※「食べて元気にフレイル予防」(厚生労働省)は本紙掲載の二次元コード参照

●必要な栄養素をまんべんなく取ることが重要です
▽POINT1
3食しっかり取りましょう

▽POINT2
1日2回以上、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べましょう
・主食(炭水化物)…(ごはん・パン・麺類など)
・主菜(たんぱく質)…(肉・魚・卵・大豆製品など)
・副菜(ビタミン・ミネラル)…(野菜・きのこ・いも・海藻など)

▽POINT3
いろいろな食品を食べましょう
それぞれの食品に含まれている栄養素は1種類ではありません。いろいろな食品を組み合わせて食べることで、必要な栄養素をまんべんなく摂取することができます。特に、たんぱく質の摂取量が少ないと筋肉量が減少しやすく、加齢とともに筋たんぱくの合成が遅くなります。意識的に肉や魚、大豆製品などのたんぱく質を含む食品を毎食取ることが重要です。

[たんぱく質を取るための一工夫]
・コーヒーに豆乳や牛乳を入れる
・間食にヨーグルトやチーズを取り入れる
・缶詰や冷凍食品など便利なものを常備しておく
・お弁当や外食ではできるだけ定食を選ぶようにする

家族や友人、地域のサロンなど、誰かと一緒に食べることも大切です。楽しい時間を共有することで食欲が増し、こころの元気にもつながります。
毎日の食事でできるフレイル予防、ぜひ取り組んでみましょう。

【消費生活 Q and A】

●中古自動車の購入は慎重に!

Q.ネット広告を見て販売店に行き、中古車を購入した。納車5日後にエンジンの調子が悪くなりディーラーで見てもらうと、部品交換が必要で費用は12万円と言われた。納車後間もないため無償で修理してほしい。
A.契約書の内容を確認してみましょう。契約書には現状渡し(保証なし、整備なし)などの記載があると思われます。今回のケースは保証なしと記載があっても、エンジンの調子が悪くなったのが納車5日後ということで、通常の使用による不具合とはいえない可能性があります。契約内容と異なる商品を引き渡した責任(契約不適合責任)が販売店側にあると考えられるので、販売店に対して無償修理を請求してみましょう。

▽インターネットで車を見て販売店で購入する時の注意点
車種や価格だけではなく、車両の修復歴や、整備が必要かなどが書かれているコンディションノート(車両状況票)を確認しましょう。購入する時は契約書面を必ず受け取り、販売店の話をよく聞きましょう。

詳細:消費生活センター
【電話】381-1026

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