ジモ×ガクとは、江別市にある4大学の学生に、江別市および近郊7都市で行われる地域活動への参加を呼びかけ、学生と地域をマッチングする取り組みで、600人を超える学生が登録しています。
学生たちは、どんなきっかけでジモ×ガクの活動に参加したのか、地域の人と交流することでどんなことを感じているのか、活動に参加する大学生の声を聞いてみましょう。
■今の私のために そして未来の私のために
酪農学園大学 3年
加藤 愛(かとうあい)さん
高校時代から地域のお祭り運営のボランティアをしていて、大学でも同じような活動をしたいと思い、ジモ×ガクに参加しました。
活動を通じて、話すときに「どうやったら心を開いて安心してもらえるか」を意識するようになりました。国際交流イベントに参加した時は、年齢や性別、国籍もバラバラな人たちが参加しているなか、困っていて不安そうな人と積極的にコミュニケーションを取り、困り事を一緒に解決しました。
私は動物看護師を目指しています。このジモ×ガクでの経験を生かして、飼い主さんに寄り添うことができる看護師になりたいです。
卒業を機に地元の山形県に帰ろうと思っているのですが、看護師になってもイベントなどのお手伝いを続けていきたいです。
■仲間と一緒に参加して地元の魅力を再発見
北翔大学短期大学部 1年
木下明希(きのしたあき)さん
学校説明会でジモ×ガクの活動を知り、大学で専攻している保育の分野に関連した活動の募集があったので参加しました。今では友達を誘ってイベントの運営にも積極的に参加しています。
ハロウィンイベントに参加した時は、多くの子どもたちとふれあうだけでなく、他大学の参加者とも仲良くなることができました。別のボランティアにも一緒に参加するようになり、つながりの輪が広がっていくのを感じます。
私は江別市出身なのですが、市内でこんなにたくさんイベントが開催されていて、こんなに多くの人が地元のために頑張っていることを、ジモ×ガクに参加するまで知りませんでした。将来は地元である江別で保育士として働き、地元に貢献していくのもいいなと思うようになりました。
■自分のためが、地元のために どんどん江別が好きになる
札幌学院大学 3年
桑原健太朗(くわばらけんたろう)さん
2年生の時に自分の大学生活を振り返って、アルバイト以外に力を入れたことがないのではないかと思い、「これを頑張った!」と胸を張って言えることを見つけたくてジモ×ガクの活動に参加しました。
活動に参加すると決めたものの、私は人見知りな性格なので、初対面の人とイベント運営などをすることに不安を感じていました。しかし、何度か活動の中で地域の人と話すうちに、少しずつ人見知りを克服でき、自分の成長を感じることができました。他にもブックストリートのお手伝いをして、本を読む習慣が付くなど、私生活が充実したと感じています。
今は札幌に住んでいるのですが、今後は江別に住んでみたいと思えるほど、地域の人との素敵なつながりができました。
■地域とのつながりが深まる、ボランティアが好き
北海道情報大学 3年
渡邊紀大(わたなべのりひろ)さん
中学生の頃からボランティア活動に参加しています。自分の行動が人のためになっていることがうれしくて、大学生になっても続けたいと思っていたところ、部活動紹介でジモ×ガクを知りました。ボランティアが好きなので、大学のボランティアサークルでも活動しています。
地域の方と一緒に活動できることがジモ×ガクの魅力だと思います。私は江別市以外の地域活動にも積極的に参加しています。普段行くことがない場所で、その場所でしか出会えない人との交流や、その地域ならではの良さを肌で感じることができます。
ジモ×ガクでもサークルでも、自分の活動が誰かのためになっていることに、とてもやりがいを感じています。
※ジモ×ガクの活動は本紙掲載の二次元コード参照
詳細:企画課
【電話】381-1015
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