豊かな前浜プロジェクト 海面養殖事業

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■トラウトサーモンの初出荷終わる!
信金中央金庫が創立70周年記念事業として実施する地域創生推進スキーム「SCBふるさと応援団寄附金」や北海道の補助事業を活用して、ひやま漁業協同組合が令和4年11月にかもめ島前浜の生け簀(す)へ収容したトラウトサーモンを5月10日(水)に初めて水揚げし、1,777尾(総重量3.5t)を町内鮮魚店や王子サーモン(苫小牧市)などへ出荷しました。
養殖開始から出荷までの約6か月(176日)毎日給餌を行い、約4.5倍に成長しました。種苗収容時と出荷時の測定も含め、全4回実施した測定結果は下記のとおりです。

今回2,031尾の種苗のうち生き残ったのは1,979尾で、生残率が93.4%と高い数値となりました。また、重量内訳を見ると、約半数が2kg台という結果となりました。(下記グラフ参照)

▽トラウトサーモン養殖　重量内訳

初年度となるトラウトサーモン海面養殖事業の出荷は終わりましたが、今回の結果などを基に、漁業者・ひやま漁協・関係機関と反省点や課題を整理し、2年目の計画である4,000尾(予定)の養殖開始に向け、協議を継続していきます。

お問い合わせ先：産業振興課水産係
【電話】52-6729