11月は「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」「ケアラー支援推進月間」の取り組みを実施します
●オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン
こども家庭庁では、毎年11月に「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」を実施し、家庭や学校、地域などの社会全般にわたり、児童虐待問題に対する深い関心と理解を持ってもらえるよう、啓発活動を行っています。
町でも、子どもの虐待防止のシンボルマークであるオレンジリボンを通した取り組みにより、多くの方に子どもたちの明るい未来について考えてもらう機会とすべく、期間中、役場1階ロビーで特設展示を実施しています。役場へお越しの際はぜひご覧ください。
○子育てをしている方へ
子育てにおいて、不安になること、イライラしてしまうことは特別なことではありません。しかし、そうした悩みやストレスを一人で抱え込むことがきっかけとなり、虐待につながってしまうことがあります。
悩みの相談に乗り、手助けをしてくれる人や場所はたくさんあります。いっぱいいっぱいになってしまう前に誰かに相談しましょう。
○地域の皆さまへ
虐待の未然防止・早期発見のためには、小さなサインを見逃さないことが最も重要です。
地域の皆さま一人ひとりの気づきが、子どもと親を救うきっかけになります。「おやっ?」と思った時は、ご相談・ご連絡ください。
児童相談所虐待対応ダイヤル
#189(いちはやく)
お問い合わせ先:
健康推進課健康推進係【電話】52-6718
町民福祉課福祉子育て係【電話】52-6720
●ケアラー支援推進月間
○ケアラーとは
ケアラーとは、こころやからだに不調がある家族の「介護」「看病」「療育」「世話」「気づかい」などをする人のことをいいます。
ケアラーは、家族から頼りにされる一方、介護などに関する悩みや不安を周囲に相談できず、自身の学業や生活面に影響が出たり、健康面で不調になってしまう場合があります。
○ヤングケアラーとは
ケアラーのうち、本来大人が担うと想定される家事や家族の世話などを日常的に行っている子ども・若者のことをいいます。
○ヤングケアラー相談窓口
町では、特に相談につながりにくいと想定される「ヤングケアラー」について、福祉子育て係に相談窓口を設置しています。
自分も該当するかもしれないと思う場合や、周りで該当するかもしれないと思うお子さんがいる場合、気軽にご相談ください。
○ケアラー支援の取り組み
少子高齢化や核家族化が進む現代において、家族の介護や援助について、個人や家庭だけで担うのではなく、社会全体で支えていくことが求められています。
北海道では、令和4年4月に「北海道ケアラー支援条例」を策定しました。取り組みの一環として、11月11日の「介護の日」と連動し、毎年11月を「ケアラー支援推進月間」と位置づけ、重点的な啓発活動を展開しています。
町でも、ケアラーへの理解を広め、事情に応じた適切な支援につなげられるよう、北海道と連携した各種取り組みを推進していきます。
お問い合わせ先:
町民福祉課福祉子育て係【電話】52-6720
高齢あんしん課地域包括支援係【電話】52-6726
<この記事についてアンケートにご協力ください。>