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新たな「道の駅」を目指して海とまちをつなぐまちづくり

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北海道江差町

「北の江の島」拠点施設基本設計を完了~令和8年春の着工に向けて~

■エエ町江差(えさし)で、エエ時間 親子のたまりば・かもめ島
子育て世代にとって満足度の高い施設を目指して、このたび基本設計が完了しました。官民連携による施設整備を大きな特徴とする「新たな道の駅」を目指した拠点施設の基本設計の概要を紹介します。
建築面積:約1,800平方メートル(延床面積…約2,000平方メートル)
概算事業費:
・建築主体工事など 1,764,189千円
・駐車場等外構工事 336,170千円
・既存建物解体工事 109,320千円
合計 2,209,679千円

▽官民連携(DBO方式)で施設を整備・運営
新たな「道の駅」を目指す拠点施設は、公設民営のDBO(Design-Build-Operate)方式により整備・運営を行います。これは、町が資金調達を負担し、民間事業者に設計・建設・運営を一括で委託する事業方式です。DBO方式を採用することにより、民間の活力を導入し、コストの縮減とサービスの向上を図ります。
上の平面図、建築面積、概算事業費は、基本設計における内容です。
基本設計をベースとしつつも、事業者の提案により実施設計の段階で、設計内容、事業費などが変更となりますので、ご留意ください。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■「まちづくり懇話会」を開催します
北の江の島拠点施設の基本設計につきましては、10月23日に開催された議会全員協議会において説明を行い、今後の実施設計に向けた改善などの意見をいただきました。議会だけでなく、広く町民の皆さんからも施設整備や運営についてご意見をいただくため、まちづくり懇話会を開催します。
開催日程:
(1)開催日時 12月17日(火)午後6時30分から
開催場所 江差町保健センター(役場内)
(2)開催日時 12月18日(水)午後6時30分から
開催場所 水堀コミュニティセンター
ぜひ、ご参加ください。

■開陽丸管理棟を解体し、新たな拠点施設を整備
●開陽丸周辺エリアを拠点化
江差町の産業・観光・文化財を含む地域資源、そして町外から訪れるたくさんの方々を含め、それぞれが多様な形でつながりを深め、連携の核となる新たな町の賑わい拠点の形成を目指します。また、癒しや食、自然とのふれあいを求める傾向が強まる中、観光ニーズはますます多様化し、こうした変化に対応した魅力づくりとリピーターの増加に向けた戦略的な取り組みが求められています。天候を気にすることなく「子育て世代が日常的に集い、交流し、憩う場」となる環境づくりを目指した施設を整備します。江差町が活気にあふれ、住み続けたくなるような持続可能な町づくりを目指します。

▽施設のコンセプト
・多世代が気軽に利用できる賑わいと交流の拠点施設
・文化財などの観光資源を活かした〝ここにしかない〟体験ができる拠点施設
・親子など多世代が安心して利用できる快適で安全な拠点施設

▽主な施設の特徴
(1)24時間無料で利用できるトイレ
・道路利用者がいつでも安心して利用できる快適なトイレを整備
(2)気軽に利用できる休憩スペース
・道路情報を発信し、町民や道路利用者などが気軽に休憩・利用できるスペースを整備
(3)地域・観光情報案内
・地域や観光についての情報を発信するための情報提供スペースを整備
(4)物産販売・飲食・店舗施設
・収益性の高い機能として物販・飲食などのスペースを整備し、屋外と一体的に利用が可能な空間として整備
(5)体験スタジオ(地域交流スペース)
・多世代の利用を可能とした体験学習講座などのスペースを整備
(6)子育て応援施設(多目的スペース)
・親子がいつでも気軽に立ち寄れ、一緒にくつろげるスペースを整備
(7)全天候型子ども遊戯室
・親子が楽しめる環境づくりと子ども自身が遊びや学びを通じて〝のびのび〟と過ごせるスペースを整備

▽事業スケジュール
基本設計をベースとしながらも、次の事項について検討していく予定です。
(1)財源対策など(寄付金など、事業費の圧縮)
(2)2階屋上の一時避難スペースとしての活用
(3)遊戯施設などへの温泉水の活用の検討
(4)開陽丸記念館への動線の検討
(5)いにしえ街道などとの連動
今後、官民連携による整備に向けた事業者選定を行い、令和7年度には実施設計・既存建物の解体工事に取り掛かる予定です。令和8年度に着工し、令和9年度の供用開始(オープン)を目指します。

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