■土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)とは
北海道では、がけ崩れなどの土砂災害から「いのち」を守るため、土砂災害防止法に基づき、土砂災害警戒区域などの指定が進められています。
土砂災害警戒区域のうち、建築物に損壊が生じ、住民などの生命または身体に著しい危害が生ずるおそれがあると認められる土地の区域を「土砂災害特別警戒区域(=レッドゾーン)」と呼び、特定の開発行為に対する制限、建築物の構造規制などが行われます。
町内でも、北海道によるレッドゾーンの指定が行われている区域があります。
■減額対象となる土地の条件について
賦課期日(1月1日)時点で、レッドゾーンに指定されている課税地目のうち、宅地または宅地比準土地(宅地の評価に準じて評価する土地)が減額対象となります。
■減額対象となる土地の評価について
レッドゾーンに指定されている地積にかかわらず、一律0.7の補正率を適用し評価額を3割軽減します。
減額する土地については、令和6年度の固定資産税から減額する対応をしています(申請や手続きの必要はありません)。納税通知書発布時に、減額の対象となる旨の文書を同封します。
なお、土砂災害警戒区域(イエローゾーン)に指定された場合は、レッドゾーンにおいて生ずる建築制限などがないため、減額の対象とはなりません。
■土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の指定状況について
北海道による檜山管内の土砂災害特別警戒区域の指定区域数(令和6年3月時点)は下のようになっており、管内でも江差町は指定箇所が多い状況となっています。
レッドゾーンの指定箇所については、北海道のホームページで確認できます。
・北海道土砂災害警戒情報システム【HP】https://www.njwa.jp/hokkaido-sabou/
お問い合わせ先:税務課課税係
【電話】52-6723
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