■福祉用具(レンタルできる物品、購入が必要な物品)編
介護保険では本人・介助者双方の介護負担を減らすため福祉用具を利用できますが、福祉用具はレンタルができる物品と購入が必要な物品に分かれています。今回は皆様が福祉用具の利用を検討される際の一助となるよう、それぞれの代表的な物品をご紹介します。
○レンタルできる物品
(1)特殊寝台用品
電動ベッド、ベッド柵、ベッドサイドテーブル、床ずれ防止用マットレス、移乗用リフト(座面は購入)
(2)歩行補助用品
車椅子、電動車椅子、車椅子用クッション、車椅子用テーブル、電動カート、歩行器(シルバーカーなど)、四点杖、前腕支持杖(単点杖)、松葉杖
(3)住宅関連用品
スロープ、手すり(突っ張り棒型、床置き型)、玄関など段差、解消用踏み台、車椅子用電動リフト
○購入が必要な物品
(1)食事用品
バネ付き箸、太柄スプーン・フォーク、食事用エプロン、ストロー付きカップ、スポンジ歯ブラシ
(2)トイレ用品
ポータブルトイレ、補高便座、尿器
(3)入浴用品
浴室用車椅子、シャワーチェア、浴槽台、バスグリップ、バスボード、滑り止めマット、簡易浴槽、段差解消すのこ
※下線の物品は介護保険の対象ではなく、全額自己負担での購入が必要です
※詳しくは本紙をご覧ください。
4月から固定用スロープ(自宅内の小さい段差の解消に用いる物)、前腕支持杖・四点杖、歩行器(車輪のあるものは除く)はレンタルか購入を選べるようになりました。レンタルの場合は身体の状態変化に伴い、状態にあった商品に入れ替えできるメリットがありますが、毎月利用料金が発生します。購入は一度に支払う金額が大きくなりますが、毎月の利用料金が発生しないため、長い目で見ると金銭的な負担が抑えられます。ご不明点はお問い合わせ先もしくは担当ケアマネジャーにご相談ください。
お問い合わせ先:高齢あんしん課地域包括支援係
【電話】52-6726
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