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自治体の皆さまへ

まちの出来事を紹介します ワイン広場2023 TOPICS DECEMBER

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北海道池田町

◆へき地医療貢献者表彰 伝達式
十勝いけだ地域医療センターに勤務する奥山泰史(おくやま やすふみ)名誉院長と中野秀貴(なかの ひでき)医師が「へき地医療貢献者表彰」を受け、伝達式が11月24日、役場で行われました。
この表彰は、自治体が設置した病院などに15年以上勤務し、へき地などの地域医療に尽力した医師に対して、全国自治体病院開設者協議会などが行うものです。
奥山名誉院長は、平成17年8月に旧町立病院の内科医長に着任。23年7月に院長、同年10月の指定管理者制度導入後は十勝いけだ地域医療センターのセンター長を歴任。中野医師は、平成11年4月に旧町立病院の外科医長に着任。20年4月に副院長、23年10月に同センターの副院長を歴任し、現在は医師として本町の医療に貢献されています。
表彰を受け、奥山名誉院長は「これからも体に気を付けながら頑張っていきたい」、中野医師は「池田町は居心地が良く、長く勤務できています」と話していました。

◆十勝ワイン 新酒を味わう!!「新酒パーティー2023」開催
「十勝ワイン新酒パーティー2023」(一般社団法人いけだワイン城主催)が11月18日、ワイン城4階レストランで開かれました。
十勝ワインの新酒発売を記念したイベントで、今秋収穫したブドウで仕込んだワインの出来をいち早く楽しんでもらおうと企画。赤は北海道産ツバイゲルトレーベ種と町独自品種の清見種、白は道産バッカス種を使用し、十勝ワイン60周年を記念して9年ぶりに赤・白そろって発売しました。
この日は新酒飲み放題のほか、黒豚やドナルドサーモン、チーズなど地場産食材を使った料理が提供され、参加者31人が料理と共に新酒を味わいました。参加した町内在住の山口優(やまぐち まさる)さんは「白はフルーティーな甘さでおいしく、赤は味が良くさっぱりしていて飲みやすい。料理は品数が多く、味付けも素晴らしい」と話していました。

◆「観光の多様化」テーマに池田高2年生が発表
池田高校(越坂直広(こしざか なおひろ)校長、生徒102人)で「地理探究」を選択する2年生11人が12月1日、社会福祉センターで「観光の多様化」をテーマに学習の成果を発表しました。
この授業は、身近な地域の自然環境や産業などさまざまな視点で体験型・滞在型観光の可能性を考えることなどが目的。生徒は池田町の現状や観光資源を把握するため、町内5事業所(ブドウ・ブドウ酒研究所、十勝まきばの家、十勝広域森林組合、小原牧場、図書館)を見学し、10月27日には事業所と意見交流会を行ってきました。
この日、役場職員や町内事業所ら約20人が参加する中、生徒は表やグラフを用いながら、町の観光の課題や解決策など授業で学んできたことを発表。解決策として、牛の飼育体験やワインの歴史を学ぶ滞在型観光のモデルコースなどのアイデアが出されていました

◆町民の皆さんと町長の意見交換の場「まちづくり懇談会」開催
町は11月28・29日の2日間、「まちづくり懇談会」を町内4カ所で開き、町民の皆さんと安井町長が懇談しました。
町民の皆さんとの対話の機会を広げ、まちづくりに関する情報提供と、皆さんの要望などの把握や意見交換を目的として、広聴活動の参集型「ふれあいトーク」に代えて4年ぶりに開催。28日は北部地域コミセンと青山地区コミセン、29日は多世代交流施設ふらっとと西部地域コミセンで開き、23人の町民の皆さんが参加しました。
懇談会では、安井町長が「第5次総合計画の5つの基本目標を柱に、実効性のある施策を展開するとともに、池田町の強み・魅力を生かして無限の可能性を確かな価値に変えていく、まちづくりを進めていきたい」とあいさつし、本年度の町の事業概要を説明。
参加者からは、沖田コンクリート池田支店跡地の「道の駅」整備構想や利別地区の避難所の設置、水田活用の直接支払交付金の見直しへの対応、移住・定住の促進、雇用対策、池田高校への支援の拡充などについて質問や要望が出され、安井町長は「頂いた意見を今後のまちづくりに反映していきたい」と話していました。

◆「教育の日」事業で池田町出身・及川佑さんが講演
教育委員会と池田町PTA連合会(小澤篤彦(おざわ あつひこ)会長)の共催による教育講演会が11月14日、西部地域コミセンで開催されました。
教育について考えようと教育委員会が平成22年に11月1日を「池田町教育の日」と定め、その取り組みの一環として開かれ、町内外から65人が参加。トリノ冬季五輪スピードスケート男子500メートル4位で今年3月に現役を引退した池田町出身の及川佑(おいかわ ゆうや)さん(札幌市在住)が講師を務め、「スピードスケート人生で経験したもの・得られたもの」と題して講演しました。
及川さんは、映像を交えながら競技人生を振り返り、トリノ五輪でのレースは「緊張が押し寄せ、頭が真っ白になりそうだったが、隣の選手や会場を客観的に見ることで気持ちが楽になった。夢の舞台で世界のトップ選手と良い勝負ができた」と語っていました。

◆小中一貫教育事業で池田中教員が池田小で授業
池田小学校(稲葉珠樹(いなば たまき)校長、児童202人)で11月16日、6年生を対象に池田中学校の教員による保健体育の授業が行われました。
小中一貫教育の導入・推進に向けた取り組みとして中学校の教員が小学校で学習指導を行うことで、児童がより専門的に学びを深め、中学校進学時の不安の軽減を図ることなどが目的。本年度の保健体育の授業のうち「病気と予防」の8時限を澤辺渉(さわべ しょう)教諭が担当します。
この日は「病原体と病気」をテーマに、病気への対策として体の抵抗力を高める方法を考え、抵抗力を高めることで病気にかかりにくくなり、病気にかかっても早く回復することなどを学びました。授業を受け、栁田琉生(やなぎだ るい)君は「難しい言葉が多かったけれど、分かりやすくて楽しかった」と話していました。

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