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まちの出来事を紹介します ワイン広場2023 TOPICS MARCH

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北海道池田町

◆「教育の日」事業で講演会開かれる
教育委員会と池田町PTA連合会(遊佐俊治(ゆさ しゅんじ)会長)の共催による教育講演会が2月9日、西部地域コミセンで開かれ、参加した学校関係者や町民の皆さんなど48人が子どものスマホ利用やSNSでのトラブルなどについて理解を深めました。
この講演会は、教育について考えようと教育委員会が平成22年に11月1日を「池田町教育の日」と定め、その取り組みの一環として開催。今回は「おとなのしらない子どもの世界~SNS、ゲーム、ネットいじめの問題を考える」と題して、家族・教育問題、青少年のインターネット利用などについて取材するジャーナリストの石川結貴(いしかわ ゆうき)さんが講演しました。
石川さんは、子どものインターネット利用の実態、トラブルやいじめの実例などを紹介し、被害に遭った時の対応を説明。「スマホは将来に役立つ素晴らしい機械。遊びの道具から学習の道具に」とし、スマホ教育の可能性について語りました。

◆ガストロノミーツーリズム推進に向け検証会を実施
池田町の食文化を体験する「ガストロノミーツアー」の検証会が3月4日に行われ、安井町長や同ツアー検討会の構成員らが町内の観光施設などを巡りました。
食文化を育んだ地域を巡る旅行・観光(ガストロノミーツーリズム)の推進を目的に、町産業振興課や町商工会、町観光協会、一般社団法人いけだワイン城、JA十勝池田町などにより、2月に検討会を設置。
この日は、スピナーズファームタナカでの羊毛工芸体験やハッピネスデーリィでのカフェタイム、池田町あか毛和牛振興協議会の小原秀樹(おばら ひでき)会長による「いけだ牛」の講話などを試験的に実施。ワイン城で地下熟成室を見学後、貴賓室で地元食材を使ったディナーを試食し、意見交換をしました。
今後は体験メニューの洗い出しなどを行い、ツアーの事業化に向けて検討を進める予定です。

◆「高齢者の集い」で会員の皆さんが交流深める
利別町内会(久野正(くの ただし)会長)主催の「高齢者の集い」が2月23日、西部地域コミセンで開かれ、参加した会員61人が交流を深めました。
コロナ禍を受け約3年半ぶりの開催となったこの日、久野会長が「いろいろな制約がありながらも開催できることを喜びたい。今日は一緒に楽しみましょう」とあいさつ。アトラクションでは、十勝管内を中心に活動する「あっちこっち紙芝居」(脇坂芳ひろ(わきざか よしひろ)代表)の皆さんによる紙芝居「どんと来い三途(さんず)の川」、「愛染(あいぜん)かつら」や「笑いヨガ」、会員によるマジックが行われました。
森岡政知(もりおか まさとも)さんは「行事の中止で顔を合わせる機会が減っているため、貴重な交流の場になった」と話していました。
※「脇坂芳ひろ」の「ひろ」は環境依存文字のため、かなに書き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

◆エゾシカ革を使ったワークショップ開かれる
エゾシカの革で雑貨を作るワークショップ「レザークラフト」が2月11日、ワイン城1階ショッピングエリアで開かれ、町内外から訪れた多くの皆さんでにぎわいました。
一般社団法人いけだワイン城が昨年行った「蝦夷(えぞ)鹿フェア」の反響を受けて企画。町内在住で、「NAI(ナイ)」ブランドの革製品を販売する星川貴嗣(ほしかわ たかつぐ)さん、狩猟したエゾシカから革を作り製品を販売する「EZO LEATHER WORKS(エゾ レザー ワークス)」代表の長谷耕平(はせ こうへい)さん、ハンドメード雑貨の店「noheaMiko(ノヘアミコ)」を営む原田友梨菜(はらだ ゆりな)さん、シカ革製品のブランド「Tan Decor(タンデコール)」を立ち上げた地域おこし協力隊の頓所幹成(とんどころ みきなり)さんの4人が講師を務めました。
この日、4人が各ブースでコインケースやカードケース、ピアスなどの作り方を指導。来城した皆さんは、アドバイスを受けながら革の切り出しや穴開け作業などを体験し、オリジナルのシカ革雑貨を作りました。
NAIのブースで巾着を作った町内在住の清水綾(しみず あや)さんは「満足いくものができた。アクセサリーを入れるなどして使いたい」と話していました。

◆小学校の思い出づくりにバイキング給食を楽しむ
3月に卒業する池田小学校の6年生を対象にした「卒業記念・思い出バイキング給食」(教育委員会主催)が2月14日、同校体育館で開かれ、児童が普段とは違う豪華なメニューを楽しみました。
この事業は、小学校6年間の給食の思い出づくりと、地場産品を取り入れた献立を通じて地域に根差した学校給食づくりを目的に、毎年実施しています。
この日は町内産のローストビーフやフライドポテト、ぶどうジュースなど24品を提供。事前に栄養バランスやカロリーなどについて学習した児童が、ずらりと並んだメニューから取り分けました。大畑杏華(おおはた きょうか)さんは「思い出に残る給食になった」とうれしそうに話していました。

◆指導農業士の小原さんへ北海道知事から感謝状
北海道指導農業士の小原秀樹(おばら ひでき)さんが北海道知事から感謝状を贈呈され、2月17日に報告のため役場を訪れました。
指導農業士は、次代の農業の担い手の研修受け入れや地域農業の振興に対する助言・協力などを行う、優れた農業者が認定されます。
小原さんは、畑作と肉牛の飼養による複合経営を行い、肉牛では町の特産物「いけだ牛」の肥育および普及活動に尽力。農業後継者への知識・技術の指導や農業実習生の受け入れなど、地域農業の発展に寄与する農業者として平成26年度に指導農業士に認定され、担い手育成などに貢献されています。
小原さんは「指導農業士はやりがいがあり、次の世代に教えるというのは農業者冥利(みょうり)に尽きる。家族の理解がなければできなかったので、感謝している」と述べていました。

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