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自治体の皆さまへ

池田町地域おこし協力隊 活動報告

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北海道池田町

◆令和5年6月で協力隊を卒業!!
林業推進員 川瀨千尋(かわせ ちひろ)
活動:自伐型林業の推進、広葉樹の利活用など

◇協力隊を終えます
今年も、はや4カ月が経過し、待ちに待った春がやってきました。
山菜が好きな私にとっては魅惑が多い季節で、山で仕事をしながら、ついおいしそうな山菜を目で追ってしまいます。
さて、気付けば協力隊の隊員になり丸3年がたとうとしています。私、川瀨は令和2年7月1日に着任し、令和5年6月末をもって卒業となります。
今回は、今までの取り組みを振り返りながら、これからの展開をお伝えします。

◇林業に集中して取り組んだ3年間
林業推進員として着任した1年目は、右も左も分からず、さまざまな人や組織に学ぶ1年となりました。
チェーンソー、油圧ショベル、ウインチなどの機械を使った技術。木の種類や森の構造などの知識。学ぶことが多い反面、自分が好きな分野だからこそ楽しく学ぶことができました。
2年目、3年目は卒業を見据え、知識や技術を実践しながら高めました。試験的にまきを販売したりイベントを開催したりすることで、卒業した後、スムーズに事業を展開できるような基礎をつくっていきました。
地域おこし協力隊という助走期間をいただいたからこそ、このような挑戦をすることができました。そして、林業の業界が未経験の私にとって、この3年間はとても貴重な期間となりました。

◇これからの展開 ~林業の分野で独立を~
これからの展開についてですが、推進してきた林業の分野で独立しようと考えています。主に行うのは、素材販売と伐採・剪定(せんてい)事業です。
素材については、大森地区の民有林で収穫した木材や樹液などを考えており、まきやシイタケのほだ木に使う原木などを中心に販売していきます。
伐採・剪定事業については、十勝管内を中心に、3月に協力隊を卒業した頓所幹成(とんどころ みきなり)さんと共に行います。伐採はツリークライミング技術を用いた「特殊伐採」という方法で、重機を使わずに人力で行います。周りに建物や電線がある市街地で需要があり、また、重機を使わないため、少ない本数の作業でも費用が抑えられるのが特徴です。
ウェブサイトも作成したので「十勝 ミノタケ」で検索をお願いします!

◇最後に
3年間、たくさんの方に応援いただき、ありがとうございました。7月からも引き続き頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!!

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