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自治体の皆さまへ

町長日誌

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北海道池田町

◆7月4日(火) 安井 美裕
「胃潰瘍がありますね。自覚症状はありませんか?」「いいえ、ありません」
昨年末、私が十勝いけだ地域医療センターの健康診断で胃カメラ検査を受けた時の医師とのやりとりです。画像には、素人目にも分かる胃の粘膜がえぐれたような状態が写っていました。その後、約2カ月間服薬を続け、再び胃カメラ検査を受けました。
「胃潰瘍はきれいに治っています。でも、今度は胃炎がありますね。本当に自覚症状はありませんか?」「いいえ、ありません」
今度の画像には、まだらに赤くなった胃炎の状態が写っていました。急性の胃炎は、食べ過ぎ、飲み過ぎ、過度なストレス、喫煙などが原因のようです。コロナ禍も落ち着き、夜の会合での飲酒機会も増えてきました。「お仕事では、ストレスは多いですか」「ええ、なくはないかもしれません」確かに、毎月この「町長日誌」の原稿提出が迫ってくると「何を書こうか」と考えるのもストレスの一つです(笑)。
「胃炎も治っていますね」ようやく、先月、3回目の胃カメラ検査で安堵(あんど)することができました。改めて、健康第一、節制のある生活とストレス発散が大切だと痛感しました。私の一番のストレス解消法は、おいしい十勝ワインを楽しむことですが…。
胃カメラ検査が続いた半年間で、地域医療センターの眼科にも2回通院することになりました。常に視界に虫が飛んでいるように見える飛蚊(ひぶん)症になってしまいました。「老化現象です」「えっ、老化?」「まれに網膜の病気が原因の場合がありますが、検査でその心配はありませんよ」
改めて、健康の大切さを感じ、その健康を維持するためには、日頃の生活に自らどう向き合っていくのかが大切だと感じました。身近なところで各種検査が受けられる医療体制が整っていることは、ありがたい限りです。疾病予防・早期発見、適正な治療につなげていく、安心の医療体制を地域として守っていくことが大切だと感じました。

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