・意見
帯状疱疹(ほうしん)には予防のワクチンがあり、私も先日、1回目の注射を町内の医療機関で受けてきました。料金は1回2万円と高額で、2回注射しなければなりません。
発症すると、治療代は相当かかるようですので、町として何らかの補助を考えてもらえないでしょうか?
【70歳以上、男性】
・回答
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる病気です。国内では現在、50歳以上を対象とした2種類の帯状疱疹ワクチンが承認されており、1回接種の「生ワクチン」で7千~8千円、2回接種の「不活化ワクチン」では1回につき2万~2万2千円程度の接種費用がかかりますが、公費助成のある「定期接種」にはなっておらず、全額自己負担の「任意接種」となります。
帯状疱疹ワクチン接種の任意接種については、十勝管内で独自に公費助成を開始した自治体が2町あります。しかし現在、本町におけるワクチンの任意接種に対する独自の助成は、子どもや妊婦のインフルエンザなど一部のワクチン接種のみ、子育て支援策として実施しているもので、高齢者を含む一般成人の任意接種に対する助成は行っていないのが現状です。帯状疱疹ワクチンは接種が想定される対象者数も多いため、町独自で助成を行うとすれば、一定の財源が必要となります。
以上のことから、町独自の助成については、国の定期接種化に向けた議論を注視しながら検討していきたいと考えています。
(保健子育て課保健推進係)
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