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自治体の皆さまへ

家庭で暮らせない子どもの支援を必要としています

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北海道泊村

様々な事情により家庭で暮らせない子どもたちは、全国で約4万5千人います。
こうした子どものうち、自分の家庭に迎え入れて育てる方を「里親」と言います。
家庭的環境が子どもの養育に望ましいと言われており、ここ十数年で里親に委託されている子どもの数は約2倍に増加しています。
しかし、中央児童相談所管内(石狩管内、後志管内)では里親登録数が多い地域と少ない地域があるため、管内各地に里親さんが多くなっていくことを望んでいます。
「里親」は特別な方しかなれないわけではなく、実際にはどこにでもいる普通の家庭のお父さん、お母さんたちです。
里親さんに委託する子どもは、年齢、委託期間が様々ですが、里親さんのお仕事の状況や家庭のご事情、経験年数などを勘案し、里親さんにとって受け入れ可能な子どもを委託する方針です。
里親として子どもを委託された場合は、医療費や教育費などが必要に応じて支給されます。
里親制度には、一般的な「養育里親」のほか、養子縁組限定の「養子縁組里親」、両親の死亡・失踪・拘留、入院等により祖父母等がお孫さんを養育するような「親族里親」もあります。
是非、里親として登録され、家庭で生活できない子どもたちの養育を担っていただけませんか。

▽参考
・里親デー(毎年10月4日)
1948年(昭和23年)、里親制度の運営についての厚生事務次官通告が施行されたことにちなみ、厚生省(現在の厚生労働省)が1950年(昭和25年)に制定。

・里親月間・里親を求める運動(毎年10月1日から10月31日)
「里親デー」を含む1ヶ月間を里親月間といい、1954年(昭和29年)から実施されている。
この期間、里親の登録促進、児童委託の推進、里親の教育技術の向上と相互連携の強化が図られ、里親の研修会や一日里親等の行事が行われる。

問合せ:北海道中央児童相談所
住所:札幌市中央区円山西町2丁目1-1
【電話】011-631-0301

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