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令和六年度 泊村政執行方針(5)

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北海道泊村

■令和六年度 予算編成方針
今年度は、新型コロナウイルス感染症への対応の変化や引き続きロシアのウクライナ侵攻による世界的な物価の高騰など、より不透明感を増した状況となっています。
このような状況の中、確実な財源で各種事業を決め予算を編成致しました。歳入におきましては、大きな役割を占める固定資産税(大規模償却資産)を含め、国庫支出金や道支出金等の交付金や補助金収入など、見込み得る財源は全て計上致しました。
歳出においては健全財政堅持を建前とし、経常経費等を極力削減した上、効率的な活用となるよう事業見直しを行い、投資的事業においても、緊急性と事業効果を考慮した予算編成をいたしました。

■令和六年度 予算概要
一般会計予算の規模は、三十九億円で、前年比一億二千万円、約三パーセントの減となりました。
歳入においては、主に村税の減少が著しく、村民税で約二千万円の減、大規模償却資産に係る固定資産税が前年度対比一億千二百万円減の十四億三千万円となりました。
歳出においては、投資的経費が三億七千四百万円で前年度対比約一億円の減となり、総予算の九・六パーセントを占める事業量となりました。主な大きな事業としては、滝ノ澗地区の宅地造成工事に一億五千三百万円、茂岩地区の温泉施設実施設計業務に八千九百万円を計上しております。
歳出総体としては、社会福祉と保健衛生、義務教育に係る教材費等の無償化による教育の充実等、継続的性質の物件費や委託料等の予算を計上し、「安心と希望のある村づくり」をより一層進める予算編成と致しました。

■令和六年度 重要施策
◇一.水産振興事業
水産業の振興を図るべく古宇郡漁業協同組合の掲げる経営維持及び漁港施設補修事業等に対する助成を引き続き行うとともに、「つくり育てる漁業」を担う栽培漁業センターの維持補修やサーモンやナマコ養殖に対しても支援し、栽培漁業の振興を図ります。
事業費:
・栽培漁業センター維持事業補助金 三、八五〇千円
・ナマコ種苗購入事業補助金 一〇、九三八千円
・魚類養殖事業補助金 一四、三〇七千円

◇二.建設関連事業
安心できる生活環境整備を図るため、水道施設の更新や道路・側溝改修を今年度も継続して実施いたします。住宅関係においては、老朽化した公営住宅の維持修繕工事についても引き続き実施してまいります。
事業費:
・村道維持管理委託業務 一六、〇〇〇千円
・寺町通外線舗装・側溝改修工事 一三九、二二四千円
・盃公営住宅(S58)改修工事 二七、八〇〇千円

◇三.子育て支援事業
こどもの健やかな成長、子育て世帯へ切れ目ない支援をしてまいります。また、核家族化、ひとり親家庭や共稼ぎ家庭の増加など、仕事と子育ての両立ができるよう支援に努めてまいります。
事業費:
・泊村地域子育て支援センター運営費 一、四六五千円
・泊村学童クラブ運営費 五、二七〇千円

◇四.保健事業
がん検診の受診率向上への取り組みや健康診査の事後指導など村民の皆様が自身の身体に日頃から関心を持ち、健康状態を維持、向上できるよう、今年度も健康増進事業を重点に進めてまいります。
事業費:健康づくり事業 六六、六一七千円

◇五.衛生事業
ごみの減量、資源物回収量の増加に向け、今後とも適切なごみの出し方について、ルール普及の啓発に取り組み、より一層のごみの減量化と分別の徹底、リサイクルの推進に取り組んでまいります。
事業費:環境衛生費 一二九、二五〇千円

◇六.高齢者等福祉事業
住み慣れた地域で高齢者が元気に生活が送れるよう、「食生活」、「体力・身体活動」、「社会参加」は健康長寿の要因であることから、介護サービスの提供や介護予防事業、後期高齢者保健事業等と連動し、一体的な事業を推進してまいります。また、各サービス事業所と連携し、障がい者の皆さんが安心して必要なサービスが受けられる体制づくりを行ってまいります。
事業費:
・高齢者福祉事業費 一七五、八七七千円
・障害者福祉事業費 一八〇、〇七二千円

◇七.防災対策整備事業
防災に関する意識が高まりをみせている中、村としても防災備蓄資機材の整備等、防災対策を強化した施策を講じます。
事業費:
・防災備蓄品購入費(食糧・衛生用品) 一、三七〇千円
・防災備蓄資機材購入費(寝袋・アルミマット) 二、五六三千円
・茅沼地区防災倉庫外構建設工事 一四、二四五千円

◇八.文教対策事業
特色ある独自の教育実施及び教育環境充実のために適切な事業の実施に努めて参ります。
事業費:
・学校教材費無償化事業経費 泊小学校分 七〇七千円
・泊村学校給食費無償化事業経費 四、三二五千円
・泊中学校分 六二八千円
○修学旅行等援助費
・泊小学校分 一三〇千円
・泊中学校分 一、二二〇千円

・泊村子供親善大使派遣事業補助金 一、七二八千円
・村民スポーツ大会補助金 五〇〇千円
・泊村長杯長ぐつアイスホッケー大会運営費補助金 一五〇千円
・泊村学校給食共同調理所手洗器交換工事 一、三二〇千円
・泊村学校給食共同調理所電解次亜水生成装置交換工事 八二五千円
・泊村学校給食共同調理所給食配送車購入 一〇、三一五千円
・カブトラインパーク維持(エアレーション)工事 四、一四七千円

◇九.宅地造成工事事業
人口減少対策として若い子育て世帯のため、滝ノ澗地区に住宅用建設用地を七区画を整備し、分譲販売致します。
事業費:滝ノ澗地区宅地造成工事 一五三、六九二千円

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