鰊御殿とまり ごてん 令和6年4月号

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■鰊御殿とまり　4月13日開館
鰊御殿とまり館長　増川佳子

今年は雪解けが早く、2月に「裏の崖にふきのとうが見えたよ。」という話を伺いました。春に近づくにつれ波も穏やかになり、入り組んだ海岸線の袋澗や切り澗が浮き上がるように姿を見せる様は壮観で、こんな春の景色も村外の方に見ていただきたいなと思います。
さて、昨年の11月に冬季休業に入った『鰊御殿とまり』は、4月13日土曜日から今年度の営業を始めます。散歩や買い物や漁組・郵便局等近くにお越しの際に、気軽にぶらっと見学にきていただけると嬉しいです。村民の皆様はもちろん入館料無料です。

～お知らせ～
開館時間：9：30～16：30(入館は16：00までに)
※館内全てを見学するには1時間ほどかかります。
休館日：
・毎週月曜日(月曜日が祝日の時は、その翌日)
※GW(4/27～5/6)と7～9月は休まず開館。
・11月11日～4月中旬　冬季休館

・施設案内を希望される方は、お申し出ください。
・受付にある“館内見どころ”を見ながら、宝さがしをするように館内展示品をじっくりご覧になってほしいです。“新発見!!”があったり、“疑問??”が沸いたりした際は、教えてくださると嬉しいです。
・館内見学後、お時間が許しましたら、紙ニシンに感想等をご記入ください。後ほど展示して、皆さんの思いを共有したいなあと思います。
・子どもたち(小学生)を対象にした“体験活動”を計画中です。8月・9月、各1回ずつ開催します。開催日や内容が決まり次第、小学校を通じて申込み用紙等を配布いたします。また、広報でもお知らせいたします。
・今年は、一般向けの体験活動“コキアでほうきづくり”を6月に開催する予定です。

広報1月号に掲載した『鰊御殿とまり便り』で、「当時の泊村には3軒の酒造店があったようです。…泊と興志内の2軒はどの辺にあったのだろうと調べているのですが、はっきりしません。ご存じの方がおりましたら、一報お願いします。」と記載したところ、記事を読まれた盃地区にお住まいの方からお電話がありました。酒造店が興志内を流れる塩越川の側にあったこと、今も建物が残っていること等を詳しく教えてくださいました。見ず知らずの者に電話をかけてくださったことにも感激し、記事を書いてよかったなあと思いました。これからも広報の記事をかけ橋に泊村の方々と繋がっていけることを楽しみにしています。