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5月31日から6月6日は「禁煙週間」です。

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北海道泊村

国は5月31日から6日6日を「禁煙週間」と定めています。喫煙は、さまざまな生活習慣病や肺がんなど、深刻な健康被害の原因となります。受動喫煙によるタバコを吸わない人の健康が損なわれることも問題になっています。自分のために、周りの人のために、禁煙に取り組んでみませんか?

喫煙者のうち6~7割程度の人は、たばこを止めたいという意志を持っているといわれています。しかし、禁煙を開始すると、多くの人は『イライラ、集中力低下、落ち着かない、疲れやすい、食欲増加、眠気』などの体からニコチンが抜けていくことで起こる離脱症状や、吸いたいという強い欲求に襲われ、短期間に再喫煙してしまうといわれています。この離脱症状の多くは、禁煙継続3日をピークにおおむね1週間程度、長くても2~3週間で治まっていくといわれています。その期間を乗り切ると、あとはそれほど苦しまずに禁煙を継続することが可能です。
禁煙に伴う離脱症状の軽減方法として、医療機関でのニコチンパッチやニコチン代替療法(離脱症状の緩和治療)もあります。

禁煙は、再喫煙や禁煙中断で失敗することが普通です。禁煙に成功した方は、禁煙のチャレンジを平均3~4回、7~10年の期間を要することが多いといわれています。一発で禁煙に成功する人は少ないことから、禁煙を目指したら何度も挑戦し続けることが大切です!

◇禁煙による身体への効果として挙げられている主な項目
・禁煙すると、数日で血圧や脈拍、血中の酸素濃度などが改善するほか、味覚や嗅覚などの食に関する感覚が良くなる(元に戻る)。
・禁煙が2週間以上続くと、循環機能や肺機能が改善し、時間の経過とともに体力が戻り、痰が出にくくなったり息切れが改善する。また、風邪やインフルエンザなどの呼吸器の感染症にかかりにくくなる。
・禁煙が1年続くと、虚血性心疾患の超過リスクが半減する。10~15年後には肺がんをはじめ、喫煙関連疾患のリスクがたばこを吸わない人のレベルに近づく。
・35歳以下の喫煙者では、1ヶ月間禁煙すれば、心臓の機能が喫煙しない身体本来の状態にもどる。
※禁煙すると、食事が美味しく感じるようになり、つい食べ過ぎて体重が増加する方が多いです。しかし食べる量に気をつけていれば、平均2kg前後の体重増にとどまり、本来のその人の健全な体重に戻ると考えられています。

お問い合わせ先:泊村役場 健康支援課 健康支援係
【電話】65-2278

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