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自治体の皆さまへ

年頭にあたって

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北海道浜中町

■新春
浜中町長
齊藤 清隆

新年あけましておめでとうございます。
町民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、3年余りもの間、世界中に大きな影響をもたらした新型コロナウイルス感染症につきましては、その傷跡を残しつつも、私たちの暮らしは徐々に平時に戻りつつあります。
本町の基幹産業であります農業・漁業の生産においては、昨年夏の酷暑の影響や赤潮被害からの回復など心配の尽きない一年でありました。今年一年、農業・漁業とも天候に恵まれ安定した順調な生産を願うところであります。
そのような中、明るい話題もありました。昨年7月、「浜中養殖うに」が地域の農林水産物や食品ブランドを守る地理的表示(GI)保護制度に登録されました。道産品の登録では、夕張メロンや今金男爵などに続き8件目で、釧路根室管内では初めてとなり、全国的な知名度が向上することを期待しております。私は、本町の魅力ある産業資源がまだまだ数多くあると考えております。こうした魅力溢れる農・水産資源のブランド化を進め、産業団体はもちろん、生産者とも連携・対話を重ねながら、さらなる一次産業の活性化に繋げてまいります。
さて、昨年の町長選挙において、町民の皆さまから厳粛な信託を受け、「真のオール浜中で新たなまちづくりに取り組む」の思いの下、町民の皆さまが浜中町の豊かな自然に抱かれ、生涯にわたって安心して暮らしていただけるよう、志を高く持ち、強い覚悟で歩んでまいります。
私は、まちづくりを進めるにあたり、「産業振興で持続するまちづくり」、「元気あふれる活気にみちたまちづくり」、「自然と共生するまちづくり」、「安心・安全な生活を守るまちづくり」、「次代を担う子どもたちのためのまちづくり」を重点政策として掲げさせていただきました。
私の思い描くまちづくりは、町民の皆さまが安心して歳を重ね、浜中町に住み続けていただける「人」、そして本町を築き挙げた「地域」がこれからも輝いていけるまちづくりであります。
そのためには、行政だけで全てを決めるのではなく、町民の皆さまが主人公となって、私や職員に色々な情報やまちづくりへの思いを届けていただければと思っております。まだまだ計り知れない浜中町の可能性を追い続け、私は町民の皆さまと心を一つにし、ともに明るい未来を創造すべく全力を尽くしてまいります。
結びにあたり、本年が町民の皆さまにとって、光輝く飛躍の一年となりますよう心からご祈念申し上げ、謹んで年頭のごあいさつといたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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