広報10月号で、野外におけるガイドにおいて、万が一事故があった際に対処するため「野外災害救急法講習」を受講し、実践的な救命救急法を学んだことをご紹介しました。今月は、カヌーガイド中など、水上で事故があった際の対処法を学ぶため、9月30日~10月2日の3日間、京都府においてレスキュージャパンという会社が主催した「急流救助講習会」に参加してきた時のお話です。今回の講習会は、川等における水難事故に対処する知識や技能を持ったガイドなどを養成することを目的としており、救助活動の考え方や水力学などの専門的知識を座学で学び、泳法やロープテクニックなどの実技を実際に川で学ぶという内容でした。川での実技では、自身の安全を確保した上で、要救助者をどのように救助すべきかということが大切ですが、普段は経験しない水中での訓練であったことから、かなり苦戦しました。厳しい内容だった分、高度な技術を学ぶことができたと思います。受講者の中には警察官や消防士の方もおり、チームワークにおけるリーダーシップの取り方や動き方などはとても参考になりました。
自然ガイドとしてカヌーを使った活動も頑張っていきたいと考えています。そして、講習会で学んだことを活かし、より安全なツアーを実施していきたい思っています。
地域おこし協力隊 内田愛実(うちだ めぐみ)
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