スポーツ庁は、「令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」(調査対象:小学校5年生と中学校2年生)の結果を12月に公表しました。次の表は体力テストの結果です。水色の箇所は、全国平均値を上回っていることをを表しています。体力合計点をみると、本町の小学女子・中学男子が全国平均を上回っていることが分かります。
■小学校
■中学校
上記の体力合計点を令和4年度調査と比較してみますと、小・中学校男女ともに上回っていました。このことから回復傾向にはあるものの、コロナ禍前の令和元年度と比較すると小学女子以外は、コロナ以前の水準には至っていないことから、取り組みに課題があることが分かりました。
また、体育の授業以外の運動時間は、減少傾向が続いており、運動意識については、小・中学校男子はコロナ以前より高まっていますが、小・中学校女子は戻っていません。スクリーンタイム(スマホ等の電子機器の画面を見ている時間)については、コロナ以前から引き続き増加しています。
このようにして、各学校では、児童生徒の実態をもとに「令和6年度体力向上推進計画」を策定し、全教職員で学校独自の取り組みを進めながら、今後も運動やスポーツをすることが好きな子どもの育成を目指した授業の工夫・改善等の取り組みを一層推進するとともに、学校・家庭・地域が連携して子どもたちの運動習慣の形成に向けて取り組んでいきます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>