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「学校における働き方改革」の推進

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北海道浜中町

浜中町立学校では、令和3年度より「学校における働き方改革『浜中町アクション・プラン』第2期」に基づいた取り組みを推進してきました。
学校における働き方改革の目的は、「教員のこれまでの働き方を見直し、自らの授業を磨くとともに日々の生活の質や教職人生を豊かにすることで、自らの人間性や創造性を高め、子どもたちに対して効果的な教育活動を行うことができるようになること」です。この理念を実現するために、令和3年10月から次のように目標と視点を設定し、教育委員会と各学校が緊密に連携・協力しながら進めてきました。

■『浜中町アクション・プラン』第2期の目標
教育職員の在校等時間から所定の勤務時間等を減じた「時間外在校等時間」を1か月で45時間以内、1年間で360時間以内とする。

■重視する視点
・個の「気付き」~現状分析を踏まえて、各教員が自らの働き方を認識し、各自が最適な取り組みを実践する。
・チームの「対話」~真に必要な教育活動を効果的に行うため、学校全体で対話し業務改善を実施する。
・地域との「協働」~働き方改革の趣旨と取り組みに対する保護者や地域住民の理解と協力を醸成する。

■学校での取り組みの代表例
・スクールカウンセラー、学習支援員、スクールサポートスタッフ等専門スタッフ等の活用(支援が必要な児童生徒・家庭への対応、授業準備、採点業務等)
・出退勤管理システムの活用による働き方の意識改革
・定時退勤日や学校閉庁日の設定
・GIGA端末や校務用PCの活用

◎時間外在校等時間とは?
8時~16時30分を勤務時間とした時に、その前後に在校して業務をしている時間のことをいいます。
小学校51人・中学校41人
高等学校17人 計110人

新型コロナウィルス感染症が感染症法上5類となり、児童生徒の活動の幅が拡がることで教職員の業務量が若干増え、時間外在校時間が令和4年度と比べ若干増加しています。
教職員一人ひとりを見ると、月あたり時間外在校時間45時間を超える教職員が数名いる状況です。また、年間360時間の上限を超える教職員は、2月の時点で31人です。
令和6年度は、「学校における働き方改革『浜中町アクション・プラン』第3期」を策定し、「学校における働き方改革」をより一層進めていきます。地域・保護者の皆さまのご理解・ご協力を今後もよろしくお願いします。

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