令和6年度 教育行政執行方針(4)

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2　社会教育の推進と充実
町民が生きがいを持ち、健康で心豊かな生活を営むためには、生涯各期での様々な学びが必要なことから、町民の自主的・主体的な活動を支援するとともに、課題に応じた学習機会を提供してまいります。
また、社会教育活動に関する課題を捉え、それらを関係団体と連携・協力のもと解決へと結びつけるコーディネート機能の充実に努めてまいります。

[1]乳幼児期教育の充実について
乳幼児の豊かな心を育み、健やかな発達を促し、親子のふれあいを深めるため、「にこにこファミリーフェア」「ブックスタート」、おもちゃ遊び、スポーツ体験などの事業を引き続き実施するほか、町健康福祉課や保育所と連携・協力を図ってまいります。

[2]青少年期教育の充実について
青少年に体験を通した学習の機会を提供するため、「少年少女国内派遣事業」「中・高校生ボランティアリーダー養成講座」などを引き続き実施するほか、学校向けの事業「生涯学習活動推進支援事業」「少年と高齢者とのふれあい促進事業」「親子ふれあい学級」「中学生の陶芸体験」を通して、学校との連携・協力を図ってまいります。
このほか、青少年の健全育成のため「少年の主張大会」を実施してまいります。

[3]成人期教育の充実について
成人に地域課題の解決や生活に活かされる学びの機会を提供するための講演会を実施するほか、事業を通して仲間づくりや主体的に活動することのできる人材の育成に取り組んでまいります。
また、子育て世代に向けた「子育てセミナー」や「家庭教育講演会」を実施するなど、町民の多様な生活基盤に対応した学習機会の充実を図るとともに、総合文化センター内に子育て世代が気軽に集える交流スペースを創出し、仲間づくりや子育てに対する不安や悩みの解消につながる支援体制の整備に努めてまいります。

[4]高齢期教育の充実について
高齢者の健康で文化的な生活を支えるため「生きがい教室」を実施するほか、町健康福祉課や社会福祉協議会と連携・協力を図ってまいります。

[5]学習拠点の充実について
学習拠点としてリニューアルした総合文化センターの機能を活用し、誰もが文化・芸術活動にふれあうことができるような「芸術鑑賞事業」や「文化活動体験事業」の開催に取り組んでまいります。
また、施設が有する図書館・博物館機能を通じて、読書活動の推進や歴史学習の機会の提供を図るとともに、社会教育活動の情報発信に努めてまいります。

3　芸術・文化活動の推進
芸術や文化は、豊かな情緒と感性を育み、人生に楽しみと潤いをもたらしてくれます。豊かで文化的な生活を営むため、芸術・文化に親しみ、深めていくことができるよう機会を提供してまいります。
また、町民が生涯各期において自らの趣味嗜好に応じて芸術・文化に親しむことができるよう芸術・文化活動の推進に努めてまいります。

[1]芸術・文化の振興について
地域の芸術・文化活動の持続可能性を高めるため、文化協会や各団体へ引き続き支援するほか、活動の成果を発表する機会として「総合文化祭」を継続して開催するとともに、全道・全国規模の大会に出場する個人および団体へ支援してまいります。

[2]文化財の保護・保全について
文化財の重要性への理解を深め、後世へ受け継いでいくため、引き続き文化財の保護に努めてまいります。
また、総合文化センター郷土資料室を活用した学習機会の充実を図り、本町の自然や歴史、文化を後世へ伝承していく役割を担ってまいります。