こんにちは!地域おこし協力隊の内田です。
7月2日(火)にガイドの下見を兼ねて、湿原内のショートリバーコースという場所を散策しました。このコースは、湿原を熟知したガイドと一緒にぬかるんだ湿原の中を長靴を履いて探索する場所となっています。ガイドと一緒に入る理由は、貴重な自然を守るという目的があるほか、人と野生動物の事故を未然に防ぐようにするためです。
時代とともに野生動物と人間の距離が変化していく中で、お互いにとって不幸な事件や事故は後を絶ちません。お互いの軋轢や問題を解消し共生していくためには、これまでの関わり方を問い直し、適切な距離を保っていくことが何より重要であり、ネイチャーガイドとしてその重要さをしっかりと発信していかなければならないという使命を感じています。
夏は草丈が高く周囲を見渡しづらいため、ヒグマが近くにいたとしても気づかないことがよくあります。皆さんも森の中を歩くときは熊鈴や熊スプレーを必ず携帯するようにしましょう!
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