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自治体の皆さまへ

まなびのひろば(1)

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北海道浜中町

■学校発信情報「まなぶん」
このコーナーは、町内の小・中学校における特色ある教育活動や取り組みを紹介するコーナーです。
また、愛称の「まなぶん」は、「学ぶ」と地図記号で学校を表す「文」を合わせたものです。町内小学校4校・中学校4校を連載でご紹介しています。

《浜中小学校》
ー[夢]を求め[人]に学び[里]に生きる姿をめざす『夢・人・里』プランの推進-
浜中小学校では、子どもの良さをのばし、やる気を育てる教育『夢・人・里』プランを推進しており、未来の地域を担う人材の育成に継続して取り組んでいます。その活動の中から、2つの取り組みを紹介させていただきます。

(1)自分たちでできるSDGs「ボランティア活動」
3・4年生では、総合的な学習の時間で「ボランティア活動」について学習しています。地域のために自分たちで何ができるのかを考え、「浜中市街清掃」「海岸清掃」に取り組みました。活動は地域の方にもご協力いただき、日常の取り組みについても教えてもらいながら学習を進めました。

(2)地域活性化のアイディアを発信「浜中観光大使」
5・6年生では、農業や観光について浜中町と厚岸町の比較を行い、浜中町の良さを再発見するための「浜中観光大使」という学習を行っています。その学習の中で、浜中町の産業を実際に見学したり、全国各地の「複業先生」から地域活性化のアイディアをもらったりしています。宿泊学習でも、浜中町とほかの地域の違いについて学び、まとめたことを1月31日に実施した「夢人里発表会」で発表しました。

◇学校データ
(12月1日現在)
校長:大山淳子
教頭:藤原義明
教員数:9人
養護教諭:1人
栄養教諭:1人
事務職員:1人
事務生:1人
学習支援員:1人
児童数:44人
学級数:4学級

■私たちの町の高等学校 霧多布高校通信
12月20日、総合体育館にて冬季球技大会を開催しました。種目はバレーボールで、チームは全学年男女混合の各5~6人編成で合計10チームに分かれて行い、午前中は5チームずつに分かれて予選リーグを、午後からは順位決定戦を行いました。
学年・男女の垣根を越えたチーム編成でしたが、サーブやレシーブが成功したときはポジティブな声がけを、ミスしたときは互いに励まし合う声がけをする場面が多く見られました。また、バレーボールが得意な生徒と苦手な生徒がチームに混在している中で、生徒一人ひとりが自分の役割を全うしようとする心がけが自然と生まれていました。

■どさんこ☆子ども地区会議
~絆づくりとして~
昨年の12月25日に浜中町役場3階会議室で「どさんこ☆浜中町子ども地区会議」が開催されました。浜中町内、小・中・高等学校の児童生徒代表が、いじめのない学校づくりにむけた1学校1運動の取り組みについて発表するとともにいじめの問題について協議することを通して、他校の取り組みや児童生徒の考えに触れ、自校の取り組みの工夫を考えたり、いじめ防止に向けた自主的な活動を推進する「絆づくり」の教育活動を充実させたりすることを目的としたものです。
児童生徒による「いじめの未然防止の取り組み」の実践発表では、霧多布小学校・散布中学校・霧多布高等学校の代表者が50人を超える参加者の前で堂々と自校の取り組みを紹介しました。参加者は、各校の発表を聞き、取り組み内容を聞き取り、それぞれの学校の取り組みの良さをグループ内で伝え合いました。
その後、動画「そのいじり大丈夫?」を視聴し、協議を進めました。いじりは必要だろうか、いじめにならない許されるいじりってあるだろうか、友達が嫌な思いをしないようにどんなことに気を使うべきか、それぞれに対して自分の意見を発言し、協議を深めました。
子どもたちの振り返りからは、「相手を傷つけない言葉遣いを意識する」「相手の気持ちを確認しながら、適切なコミュニケーションを心がける」「学校全体で交流の機会を増やし、いじめが起きない環境を作る」「問題が発生した場合はすぐに謝罪し、行動を改める」「自分を知り、他者を理解する努力を続ける」といったことが書かれていました。
本事業の開催にあたって、会場準備や当日の進行を霧多布高等学校の生徒会の皆さまにご協力いただきました。特に高校生の児童生徒の声を引き出す温かい雰囲気づくりは、本事業の目的にある「絆づくり」に迫る姿でした。

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