令和5年度宗谷管内巡回展「北のシルクロードと蝦夷錦」のお知らせ

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「蝦夷錦」は、もともと中国江南地方で製作された絹織物で、中国の元・明・清王朝が周辺の諸民族に下賜した官服や反物が、当時「蝦夷地」と呼ばれた北海道を経由して日本国内に持ち込まれたことからこの名がつけられました。
蝦夷錦は、中国本土からアムール川流域を経由して間宮海峡を渡り、北海道にもたらされています。交易の主体となったのはアイヌ民族であり、蝦夷錦の交易ルートは「北のシルクロード」とも称されています。
今回の展示では、函館大学の中村和之先生による蝦夷錦の最新の研究成果をふまえ、函館市教育委員会の奥野進学芸員の協力により、蝦夷錦をめぐる歴史的な背景を広く紹介します。

日時：12月11日(月)～17日(日)午前9時～午後5時
場所：郷土資料館
※午後1時～2時は閉館しています。

問合せ：町教育委員会生涯教育係(多目的アリーナ内)
【電話】2-4666