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つつうらうら×インタビュー

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北海道浦幌町

浦幌町の就業促進ポータルサイト「つつうらうら」では町のお仕事を紹介しています。今回紹介するのは朝日地区で酪農業を営む株式会社デイリー・ブルーダーさん。社長である高橋貴徳(たかはしたかのり)さんにお話を伺いました。

2022年に法人化した株式会社デイリー・ブルーダーは約40年近く酪農業を営んでいます。
「これからの時代を生き抜くためによりグローバルな社会に適応できる会社として、個人事業主のままでいいのかな?と考え法人化しました。会社になることで行動範囲も増えるし知り合える人も増える。今営んでいる酪農だけでも深みが出せると思っていますし、これからは酪農だけじゃないことにも取り組んでいきたいと考えています」
元々建設業で働いていたという帯広出身の貴徳さん。
「四・五年前、妻と結婚するのを機に酪農に従事し始めました。建設業と違い、特に酪農は第一次産業の生産者として景気の変動に揺らぎやすい。そこに携われることにやりがいを感じます。やり方も一つとして同じやり方がないんです。10酪農家がいたら10やり方が違う。自分のやり方を追求できるのが牧場主。浦幌の生乳の良さをわかってもらいたいと考えながら追及するのが楽しいです」
「会社の中で収まっていた時よりもより動きが大きいなと感じています。波が早い。第一次産業は特に波の動きが早い。だから成功した時のリターンの波も大きい。お金の動きも大きいです」
会社をやる上でコンセプトにしているのは「繋げよう楽農」という言葉なんだそうです。
「次の世代に繋げる意識を持つことと、他人に繋げること。2つの繋げるを意識しています。1人で働いているわけではないので自分だけわかりやすくてはいけないと思って、どのように伝えるか、残していくかを大事にしています。1人でやっても1人のやり方を続けると成長を感じづらいですよね。なので会議をする中で何がいいか悪いかを考えて話し合って共有しています」
「楽農というのは造語なんですけど、一般的に酪農は大変なイメージを持たれています。ですが工夫次第では楽しく、そして楽をして取り組めるんだよということを伝えたいです。向上心を持って苦労せず時間をかけたくないという意識のもとで業務改善することが本来大事です。まだまだ足りていないので法人化したことで少しずつ改善していけたらと考えています」
法人化の際社名に込めた思いを話してくれました。
「酪農はもっと社会的であるべきなのかなと思っているので、そこを意識して働いています。デイリーというのは英語で酪農家を指します。ブルーダーというのはドイツ語で兄弟という意味です。酪農家はみんな兄弟、つまり同胞というイメージです。隣との隔たりをなくしていくことが目標です」
「酪農家は元々情報をあまり外に出さずそれぞれがそれぞれのやり方を突き詰めていく気質があります。ですが情報交換したい人も中にはいるので、最近はそういう人たちを見つけて牧場見学したり、話したり、意見交換などの交流を行っています。そういう動きが幅広く増えていったらいいなと」
「酪農を深めるだけでなく、さまざまな畜産動物にも挑戦していきたいと考えています。また酪農にとどまらず六次化するのが目標です。アイディアをお持ちの方、新しいことに挑戦したい方は一緒に働きませんか?」

■つつうらうらでは町のお仕事を紹介しています。お仕事をお探しの方、まずはお気軽にお問合せください。

問合せ:つつうらうら事務局(株式会社リペリエンス)
【電話】015-578-7652【メール】info@reperience.jp
※毎月掲載していたハローワークに掲載中の求人情報は町ホームページのほか、役場町民課前のパンフレットコーナーにて配布しています。

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