町の財政事情を正しく理解していただくため、財政事情説明書の作成及び公表に関する条例に基づき、町の収入及び支出の状況や財産、公債などの状況を毎年6月及び12月に公表するものです。今回は令和5年度上半期の状況をお知らせいたします。
■一般会計
令和5年度の一般会計予算は、歳入歳出それぞれ66億8,774万円(うち繰越明許費予算1,574万円)でスタートしましたが、その後予算補正が行われ、現計予算は歳入歳出それぞれ72億5,918万8千円となっています。
歳入については、予算の49.6%に当たる36億231万4千円が収入されており、このうち歳入予算額の9.4%を占める町税(6億8,007万2千円)については、64.8%に当たる4億4,035万5千円が収入されています。
また、歳出は予算の35.2%に当たる25億5,344万1千円が支出されています。
なお、歳入歳出の内訳、基金、公債及び一時借入金、備荒資金組合納付金(災害時などに備え組合に積立てしておく為の納付金)の状況については、下表のとおりです。
▽歳入
▽歳出
▽公債費の現在高(千円)
総務債:600,518
農林水産業債:53,477
土木債:564,021
消防債:373,912
教育債:186,478
災害復旧債:4,682
過疎債:3,900,943
減税補てん債:8,778
臨時財政対策債:1,782,242
合計:7,475,051
▽一時借入金の現在高(千円)
一般会計:0
▽基金の現在高(千円)
財政調整基金:1,909,941
減債基金:120,682
特定目的基金:1,979,835
合計:4,010,458
▽備荒資金組合納付金現在高(千円)
普通納付金:300,000
超過納付金:442,535
合計:742,535
※繰越明許費とは、予算計上したものの年度内に事業が完了しない場合などに、翌年度へ繰越して支出することを言います。本年度は美園地区及び恩根内地区の水利施設等保全高度化事業、車両(特殊車両を除く)更新事業並びにマイナンバーカード普及促進事業がこれにあたります。
■特別会計
▽特別会計執行状況一覧表(千円)
▽基金の現在高(千円)
町有林野事業基金:21,204
国民健康保険事業基金:129,697
介護保険給付費準備基金:33,017
▽一時借入金の現在高(千円)
特別会計:0
▽公債費の現在高(千円)
町有林野整備事業債:10,389
町立診療所事業債:112,120
公共下水道事業債:381,733
個別排水処理事業債:174,794
簡易水道事業債:1,200,689
町の会計は、一般会計の他に、8特別会計を設置しています。これらの会計の上半期の状況は、表のとおりです(収支差引不足分は、一般会計からの一時補填金により賄われています)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>