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浦幌町立学校における教職員時間外在校等時間の公表について

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北海道浦幌町

浦幌町教育委員会では、『学校における働き方改革「浦幌町アクション・プラン(第2期)」』を策定し、学校現場の働き方改革を推進しています。教職員の在校等時間から所定の勤務時間を減じた「時間外在校等時間」を1か月で45時間以内、1年間で360時間以内とすることを目標に掲げています。
令和3年4月から導入した校務支援システムの出退勤管理機能により教職員の勤務時間を客観的に計測・記録し、定期的に公表することで学校現場の実態を多くの方々に理解いただきながら「働き方改革」を推進することにより、時間外在校等時間の縮減を目指していくものです。


※「在校等時間」とは教職員が在校している時間を基本とし、校外で活動する時間を加え、業務外の時間及び休憩時間を除いた時間をいいます。
※「時間外在校等時間」とは在校等時間から正規の勤務時間(7時間45分)を引いた時間です。出退勤時間のデータから求めた数値です。

令和4年度年間の集計結果では、令和3年度年間の集計結果と比較して時間外在校等時間を減少させることができました。
時間外在校等時間の平均が「1か月45時間」を超えた月は4月だけとなり、令和3年度から改善された結果となりました。
教職員の方々の日常の働き方改革に対する取組や昨年試験的に実施された「部活動の地域移行」に関する取組が時間外在校等時間の減少に影響したのではないかと考えられます。
しかし、あくまで全教職員の平均値の結果であり、管理職の時間外在校等時間が多いことや各学校・教員で時間外在校等時間の偏りがあること、年度始めなどの季節的な時間外在校等時間の増加などが見られます。
1か月45時間を超えた教職員は延べ人数で105人、その内1か月80時間を超えた教職員は14人、1か月100時間を超えた教職員は14人となっており、依然として長時間労働の状態にあり、今後も学校現場の継続した業務改善が必要です。
「学校における働き方改革」は単に教職員の仕事を減らすことが目的ではなく、これまで行われてきた学校や教職員の業務を見直し効率化を進め、教職員が「子どもと向き合う時間を確保」し、子ども達に対して効果的な教育活動を行うことができるようになることを目的として行うものです。
児童生徒の保護者をはじめ、町民の皆様におかれましても学校における働き方改革「浦幌町アクションプラン」についてご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いします。

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