■うらほろ活性化プロジェクト 中間発表会
▽浦幌中3年生 より良いプロジェクトを目指して
7月10日(水)に、浦幌中学校の3年生が「うらほろ活性化プロジェクト」の中間発表会を行いました。
子ども達は8グループに分かれ、グループごとにプロジェクトについてまとめたポスターを見せながら発表しました。
発表後は、発表を聞いた他グループのメンバーと質疑応答し、意見やアドバイスを付箋に書いて渡し合いました。
今後、プロジェクトを進める上で、メンバーと検討することやより良いプロジェクトになるヒントを得る機会となりました。
(十勝うらほろ樂舎 藤川結子)
■北海道教育大学釧路校
▽浦幌での学び発表
7月21日(日)に北海道教育大学釧路校(以下北教大釧路)の学生が、オープンキャンパスで浦幌町での実習の成果を、参加者の高校生に向けて発表しました。
北教大釧路の学生は、6月29日(土)・30日(日)に、浦幌町でバスツアーや第一次産業体験を行いました。オープンキャンパスでは、実習を通して学んだことや感じたことを発表しました。また、発表した学生の皆さんが所属する地域環境教育実践分野が、どのような活動をして、どのような学びを得ているのかも参加者に伝えました。
発表の後は、学生の皆さんが参加者一人一人と話し、学生生活で気になることや発表についての質疑応答をしました。大学生の先輩として、とても親身になって相談に乗っていました。
発表した木村麟太郎さん(北教大釧路3年)は「浦幌町での様々な体験を通して、学校外で行われている教育の在り方について学ぶことができました。2日間という短い時間ではありましたが、自分たちも浦幌町の子ども達と同じような体験をすることで、どのように浦幌町の魅力に気づき、浦幌町を好きになっていくのかがわかりました。長年続いているうらほろスタイルは、地域の皆さんが主体となって取り組んでいるからこそ、続いているのだなと感じました」と話しました。
(地域おこし協力隊 犬養竣)
■大自然を感じ夏を満喫
▽留真川で川遊び 浦幌小1・2年
7月12日(金)に浦幌小学校の1・2年生が、留真川で川遊びを行いました。
子ども達は、水鉄砲や釣りなどでふるさと学習を楽しみました。子ども達は、水鉄砲を使って水遊びをしたり、留真川にいる魚を大人に負けないぐらい全力で捕まえたりしました。今年は、一般社団法人十勝うらほろ樂舎のスタッフも一緒に遊びながら、安全管理を徹底しました。1年生は「沢山の魚を捕まえて楽しかった」、2年生は「去年いた人もいて嬉しかった」「もっといろんな川で遊びたい」と話していました。
川遊びの後は、現地の川でお弁当を食べました。お弁当はトコムロラボで作っていただきました。浦幌町の食材をふんだんに使用したカレーで、大人も子どもも食材に感謝し、お腹いっぱい食べました。
天気にも環境にも恵まれた川遊びでした。子ども達にとって素敵な思い出の1ページになったのではないかと思います。
(十勝うらほろ樂舎 小倉理記也)
■編集後記
9月号・10月号と続けて、北海道教育大学釧路校の学生の皆さんの記事を掲載しました。浦幌での実習の際は、私もコーディネーターとして関わらせていただきました。実習当日の学びに向かう姿勢と好奇心がとても印象的でした。また、オープンキャンパスの取材へ行った際も、浦幌町での学びを分かりやすく、かつ堂々と説明し、参加者の高校生に親身に寄り添って話をしている学生の皆さんの姿がありました。記事を担当した私も卒業生になりますが、在学中は新型コロナウイルスの影響で、様々な授業・活動が中止になりました。取材をしながら、大学を飛び出して、色々なところで活動をしている学生の皆さんを見て「うらやましいなぁ」と感じていました。また、同時に浦幌町は他町から来る大学生にとって、色々なことを学ぶことができる町なんだと、再認識しました。そんな浦幌町で働くことができている幸せを改めて感じました。(いぬぴー)
2024年(令和6年)9月25日(水曜日)
発行元:うらほろスタイル推進連携会議
~平成19年度の中学生からの提案を受け道教育大釧路校の学生と地域おこし協力隊、十勝うらほろ樂舎が共同で制作しています~
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