浦幌町の就業促進ポータルサイト「つつうらうら」では町のお仕事を紹介しています。今回紹介するのは、幾千世と川流布で畜産を営む(株)みらい北海ファーム代表取締役の山元星也さんです。
■今の企業に勤めて何年になりますか
全国展開しているみらいグループに入社して18年です。浦幌町へ来る前は九州の大きな牧場で、機械に乗って餌をあげたり、人工授精をしていました。浦幌町に来てから8年が経過しています。
■九州から来て、生活のギャップはありましたか
ここまで寒くなるのかと驚きました。でも、体は慣れましたね。機械作業が多いので、車内は暖かいですし。本州は牛舎に壁がないので風が吹き、トラクターもガラス張りのキャビンがなくむしろ寒くて(笑)。
■浦幌町に来てからはどのような仕事をしていますか
最初の2年は現場作業員で、現在は経営に関する仕事を引き継ぎ、約6年マネジメント業務を中心に行なってます。
■第1農場(幾千世)と第2農場(川流布)がありますよね
そうですね。まず8年前に第1農場ができ、その後、5年前に離農するというオーナーさんから牛も従業員さんも丸ごと引き継ぐという形で第2農場ができました。
■第1農場も離農するオーナーさんから引き継いだんですね
はい。もともと家族経営でやっていた牧場を8棟増築し規模を拡大しました。みらいグループが北海道に展開したのは初めてだったので、先代オーナーさんにアドバイザーとして関わってもらいながら始めました。
■第2農場は放牧で飼育されてるんですね
はい。先代の方がきっちりされていて、ノウハウを引き継いだ従業員がそのまま働いてくれているので、続いています。それぞれ違うやり方ですがどちらもうまく運営できていると感じます。
■2つの農場を経営する上で大事にしていることはありますか
どちらにも顔を出すことです。姿を見ない日が続くと、従業員の困りごとや悩みごとが解消されにくいので、用がなくてもこの時間帯にいるよ、という状態にすることが大切なのかなと。
実際、忙しくて片方に顔を出せない時期があったんです。現場を任されている従業員の悩みや負担が大きくなってしまったりして…。こまめに相談したり直接話せる環境を作る必要があると感じました。
■従業員にこれからも持ち続けてほしいと思うことはありますか
牛目線で物事を考えることですね。商品として割り切りすぎるのではなく、生き物である牛として大切にしてくれるとありがたいです。
あとは、より良いものを追求する姿勢はありがたいです。とはいえ、ストイックになりすぎず休むことも大事にしてほしいと思っています。今日は無理せずここまで、と区切りをつけたり、今日もう少しやっておいた方が余裕ができるから頑張る、と程度や加減は難しいですが、バランスをうまく取ってほしいですね。
■興味を持っている方に一言お願いします
「この作業は誰よりも早い・うまい」「牛を見る目は誰よりも細かい」など、なにか一つ誇れるものがある頼りになる人材になってほしいですね。現在、正社員を募集しています。まずは見学から、お気軽にお問合せください。
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問合せ:つつうらうら事務局(株式会社リペリエンス)
【電話】015-578-7652【メール】info@reperience.jp
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