■浦幌町長 井上亨
今回の衆議院議員選挙では自公連立政権が改選前に比べ大きく議席を減らしました。
代わったばかりの石破首相には、政治とカネの問題を解決し国民目線に立った政治を一刻も早く進めてほしいと願います。
さて、そんな日本では不安定な世界情勢の影響により石油価格が高騰しております。
そこで、少しでも家計を節約しようと移動手段を自転車に切り替えている方も増えているのではないでしょうか。
そうした中、11月1日から道路交通法の改正がありました。
今回の改正の大きなポイントはその「自転車」です。
自転車の酒気帯び運転に対して罰則が新設されるほか、自転車運転中に「ながらスマホ」をすることも罰則の対象となりました。
これまでも禁止されてはいましたが、今回の法律改正では厳罰化ですから違反した場合には懲役や罰金などの罰則があるのです。
改正に至った経過には、どちらのケースも事故件数が増加傾向であったことが背景にあるようです。
そういえば若い頃、飲んだ後に自転車で帰る途中、バランスを崩してケガをしたことなど一度や二度ではありませんでした。
「飲んだら乗らない」「ながらスマホはしない」これは自動車だけでなく自転車も同様と改めて覚えておいてほしいと思います。
そして、もう一つ町民の皆さんにお知らせがあります。
10月27日に浦幌町交通死亡事故死ゼロ期間が2000日を達成しました。
本町には横断自動車道、国道38号、道道本別浦幌線など一定数の車両が通行する道路が複数ある中でこうした記録が達成できたことは大変嬉しく思います。
しかし、これはあくまでも通過点。満足することなくこの日数を今後も更新させていくことが重要です。
自動車並びに自転車の運転、そして歩行者も交通ルールを遵守されるよう引き続きよろしくお願いします。
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