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自治体の皆さまへ

地域と共に創っていく「地域共生社会」を目指して

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北海道浦幌町

■浦幌町社会福祉協議会会長 村瀬政昭

新年明けましておめでとうございます。
町民(会員)皆様におかれましては、希望に満ちた新春を健やかにお迎えのことと謹んでお慶び申し上げます。
昨年中は、当協議会事業の推進並びに「赤い羽根共同募金運動」に対して深いご理解と多大なるご支援を賜り衷心より厚くお礼申し上げます。
さて、昨年は浦幌町の基幹産業であります第一次産業におきましては、漁業は秋鮭やししゃも等の漁獲量低迷が続き、ここ数年厳しい状況が続いております。
農業・酪農業では猛暑が続くなどの異常気象に合わせ、肥料や飼料及び生産資材等の高騰など厳しい環境での経営を余儀なくされております。新型コロナウイルスも五類に引下げられたことに各種事業も通常どおり開催される状況に戻り大変嬉しいことでありますが、新型コロナウイルスが消滅したわけではありませんので、皆様方におかれましては感染対策等、マスクの着用、手指消毒の徹底など基本的な感染防止行動の実践等をしていただきたいと存じます。
また、昨年は第二十三回浦幌町社会福祉大会・ふれあい広場うらほろが多くの町民の皆様のご参集をいただき、盛大且つ盛況に開催出来ましたことに対して心より感謝申し上げます。
介護・福祉業界においても、少子高齢化の顕著化により、地域社会への影響はますます増えると思われます。こうした中で当協議会といたしましては、地域の課題や社会的孤立に対応するなど、地域ニーズにあった相談や支援につなげる役割を果たす事が大切であります。
地域福祉を推進する中核的な団体として、社協組織の使命と役割を再確認し、町民皆様の様々な福祉ニーズに対して活動を展開すると共に、信頼される組織づくりを常に目指し、地域と共に創っていく「地域共生社会」の推進に向けて、役職員はもとより町民皆様のご期待に応え関係機関、団体並びに町民皆様のご理解とご支援を賜り表裏一体となって、積極的に福祉施策の推進に努める所存であります。
本年も、町民(会員)皆様のご健勝とご多幸を心からご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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