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自治体の皆さまへ

町長とふれあいトーク実施結果(1)

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北海道浦幌町

「町長とふれあいトーク」は、各公民館単位で町民が気軽に立ち寄って、町長や職員と対話ができる場所を設置することを目的に実施しました。
今年度は、来年度からの本格実施に向けた試行として8月30日から11月22日までの7日間、計14回開催、延べ79名の来場があり、157件のご意見やご要望をいただきました。
いただいたご意見等については、今後の町政執行の参考とさせていただきます。
ご来場いただき、ご意見等いただきました町民の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
ご意見等については、関係課からの回答も含めて、2月号から3回に分けて公表いたします。

■ふれあいトーク開催日及び来場者数等

■8月30日(水)
会場:厚内公民館
▽学校の冷房について
・クーラーの設置をしてほしい
・教育の方針についても状況(猛暑)に応じて変更しては
・自宅から持参する飲み物を禁止にする(今回はOKになったが対応が遅い)とか、首に巻く冷感グッズ(ネッククーラー)を認めるとか

▽防災について
・垂直避難場所が必要だと思う(防災タワー)
・公民館も避難所になるので、この暑さでは大変。冷房が必要
・避難訓練を充実させてはどうか?
・厚内地域の小中高生に対する避難の指導について
・いつ来るかわからない災害に対して真剣に考えられない
・避難体験(一泊)を冬に実施してみては
・厚内では漁師さんとそれ以外の人では避難の考え方が違う
・防災備品として発電機が公民館に設置されているが、女性や高齢者で使い方が分からない人も多い。災害があった場合に備えて、女性や高齢者にも発電機の始動方法を教えてほしい
〔総務課回答〕
発電機の始動方法の周知については、今後、沖出し訓練等の際に使い方を紹介することとしますので、その折にご確認くださいますようお願いいたします。
なお、これまでも行政区からの要望により、役場職員が出向いて、地域の皆さんが集まる花見の前などに、避難所の備蓄品の説明、発電機の始動方法、投光器の設置方法などをご説明していますので、お声掛けいただけると、ご説明にお伺いいたします。
また、今回のご指摘を受け、公民館の備蓄保管庫に使い方の説明書を設置しましたので、非常時におきましては、そちらをご確認の上ご利用ください。

・もし津波等の災害があった場合、現在浦幌にある避難所で足りるのか
〔総務課回答〕
津波災害時に避難所が足りるのかどうかについては、一時的な避難場所は屋外で広大な敷地を有するため、津波の被災が想定される地区である「厚内地区」・「直別地区」・「十勝太地区」・「下浦幌地区」にお住いの方(560人(令和5年3月31日現在))は、一時避難できるものと考えております。
また、一時避難終了後には市街地区の中央公民館(収容数300人)や総合スポーツセンター(収容数470人)等の避難所へ移動していただきますが、こちらも収容数が津波被災者数を超えますので、全員の避難が可能と考えております。
なお、津波以外の地震被害(建物倒壊など)による避難者も想定されますが、市街地区の避難所のみでは不足する場合についても、上浦幌地区の避難所や本年7月に東十勝4町による広域防災に係る相互応援に関する協定を締結したことから、近隣3町の避難所を活用させていただくことにより、避難可能であると考えております。

・厚内から市街に送迎する手段はあるか
〔総務課回答〕
厚内から市街への送迎手段については、巡視担当職員により道路の安全が確認された後、巡視車両や送迎用の車両により、市街地区の避難所へ送迎を予定しております。また、津波被害により道路が通れなくなり孤立してしまったときには、北海道の消防防災ヘリコプターや自衛隊に救助を要請いたします。

・厚内小中生に対して津波避難の指導をしてほしい。(市街の子ども達と住んでいる環境が違うため)
〔総務課回答〕
厚内の小中学生に対する津波避難の指導については、町の防災担当職員が小中学校で実施している防災教室の際に、厚内地区における避難所の位置や避難方法などについても説明をするようにいたします。
なお、厚内地区では自家用車での避難が望ましく、小中学生が避難するときは近隣の大人の協力が必要となることから、厚内地区全体での避難訓練等に小中学生も参加し、地域の大人たちと避難方法などを確認することが緊急時の避難に役立つと考えられますので、小中学生限定での避難指導は予定しておりません。

・避難訓練の方法について再度検討
・避難訓練の事前・事後に住民の方々と内容について打ち合わせ
・沖だし訓練の時だけでなく、単独でも避難訓練をするべき
〔総務課回答〕
避難訓練の方法や内容等については、現在、年1回の沖出し訓練に合わせた避難訓練のほか、行政区独自での避難訓練を実施いただいておりますが、沖出し訓練の他に厚内地区全体での訓練が開催できるよう検討してまいります。
なお、開催にあたりましては、訓練内容等の事前協議や、訓練終了後の意見交換など、地域の皆様の意見を取り入れた開催ができるよう努めてまいります。

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