～「生活支援コーディネーター」町委託事業活動報告～生活支援コーディネーター見聞録 第22回

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商店の無い地域で、サロン開催にあわせて移動販売をする試みを上浦幌公民館で実施。学生など多くの方々が協力し、買い物だけでなく様々な形で地域を盛り上げました。

■上浦幌地区　買物機会創出　実証実験(上浦幌地区、十勝うらほろ樂舎、北海学園大学、HBCほか)
『サロンに参加したら買物もできる』という構想のもと、十月の上浦幌地区ふまねっとサロンの開催日に合わせ大学生が主体となって上浦幌公民館に移動店舗を出店。また、買物だけではなくサロン参加者などに協力して頂き、地域の昔ばなしを学術的に保存する『聞き書き』を実施しました。
移動販売は北海学園の学生が八月に札幌から来町し、サロンに参加。ニーズを事前調査して準備を進めました。また、うらほろ樂舎とハマナス商店会の協力により、ハマナスポイントが利用可能となるなど、お店の機能も昨年より便利に。そのためか、六十名を超える方々が利用し、アンケートでは継続的な実施を望む声が多かったようです。
また、聞き書きは事前に博物館長の指導を受け、上浦幌地区の地理や歴史を学習するなど十分に準備して実施。学生からの質問に地域の高齢者がいきいきと昔の記憶を語っており、高齢者を元気にする新たな可能性を感じました。
参加者の皆さん、ご協力ありがとうございました。

■浦幌町の高齢化率(令和5年12月1日現在(　)内は前年増減)
総人口：4,213人(-113)
総世帯数：2,173世帯(-40)
高齢者人口(65歳以上)：1,800人(-55)
高齢化率：42.7%(-0.1)

■コーデ君より一言
『聞き書き』は学生からの提案で、地元の人には中々思いつかない発想でしたがいきいき話す語り手が輝いて見え、高齢者の生きがいを高めるヒントを頂きました!