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町長とふれあいトーク実施結果(5)

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北海道浦幌町

▽林業の担い手不足について
・造林事業だけで生活をするには所得確保がかなり厳しい状況にある。そうした背景からか担い手名簿を見ても高齢者ばかりになっている。本町は7割以上が森林を占めているが、担い手の確保をしていかなければ、いずれ林業が継続できなくなると危惧する。担い手確保をどう進めるか検討されたい
〔産業課回答〕
林業担い手の不足については、従前からの大きな課題であり、林業のみならず各種産業全体で取り組む必要がある重要な事柄であると判断しております。特に林業は労働死亡災害のリスクが高い職種であることや未だに日給月給制や季節労働など通年雇用が定着していない場面もあり天候によっては作業ができず稼働日数が減少することで給与所得が不安定になるなど、労働環境と報酬等のバランスが不釣り合いであることなどの理由が挙げられます。直接的な所得補償などの支援はありませんが、森林労働安全環境整備事業として、安全装具や安全環境整備に対する費用に2分の1の補助金を交付しておりますので有効に活用願います。
人手不足の対策としては、新たな技術を活用したデジタル化や機械化の導入等によりスマート林業の構築に積極的に取組む必要があるものと思われます。今後は導入に際する各種のサポートなどについても検討をしていきたいと考えております。
しかしながらいずれも即効性のある対策とはならないことから広報誌や各種の求人広告等に継続して周知していくことが必要と考えております。
▽本別町で行われている死亡事務委任契約の導入検討を
・浦幌でも家族と離れて独居で暮らしている人は少なくない。自分がもし何かあった場合に事前に手続きの相談をしてくれる機関があればありがたい。ぜひ、導入の検討をしてほしい
※死亡事務委任〜身寄りのない方が生前に契約することで、亡くなった後の様々な手続きを代行してくれる仕組み(8月27日十勝毎日新聞参照)
〔保健福祉課回答〕
死後事務については、現在のところ市町村が直接実施できるものではなく、死後事務の代理人となるには特別な資格等は必要ないため、信頼できる友人・知人にお願いするケースや弁護士や司法書士といった専門家に依頼する場合が多いようです。近年では葬儀社が事務を引き受けるサービスを提供しているところもあります。
本別町においては社会福祉協議会が独自にサービスを提供しています。
本町においても近隣町村の状況を調査しながら、関係機関と協議を進めていきたいと考えています。

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