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令和6年度 教育行政執行方針(3)

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北海道浦幌町

■社会教育
(1)生涯学習の推進
生涯学習の推進については、地域学校協働本部とコミュニティ・スクールが連携・協働しながら、「人づくり、つながりづくり、地域づくり」の担い手育成に努め、地域教育力の向上を目指します。
各公民館は、地域の生涯学習拠点として、学習ニーズや地域の実情に応じた多様な学習機会を提供するため、公民館講座を始めとした各種事業を展開するとともに、公民館まつりなどの地域特有な風土を取入れた事業を推進します。
子どもたちが自らの地域に誇りを持ち、自らの住む地域は自らが創る「うらほろスタイル教育」の理念に基づき推進する一方で、今後更に活用が見込まれる「デジタルツール」の利用促進を目的としたインターネット環境のルールづくりを進めます。
地域住民の方が安心で快適に利用できる公民館を目指し、定期的な保守点検から経年劣化等による異常個所の把握に努め、空調設備設置等計画的な施設整備を進めます。
家庭教育については、家庭において子どもたちが望ましい生活習慣を身に付け、心身の調和のとれた発達が図られるよう、子どもの成長段階に応じた情報提供や相談体制の拡充を図ります。
子育て支援センターと連携した「子育て出前ミニ講座」、「親子ふれあい講演」の開催、学校や地域と連携・協働した学習機会として「家庭教育学級」を開設するなど学習機会や情報交換の充実に努め、「早寝・早起き・朝ごはん(あいさつ・ノーテレビデー)運動」を推進します。
少年教育については、子ども居場所づくり事業や少年リーダー養成講習会、通楽(学)合宿を実施し、学校・家庭・地域と連携しながら、自立・自律心を伸ばし、郷土愛と生きる力を育みます。
また、友好の町絆協定に基づき、岩手県洋野町との相互交流事業を実施し、互いの風土や歴史を学び、相互の信頼と理解を深めることで、社会性を育むとともに、リーダーとしての資質向上を図ります。
成人教育については、社会状況等を的確に捉え、成人が望む学習内容を把握することで、成人講座を始めとした学習の機会に反映するとともに、町文化祭や公民館まつり等の地域事業への参画を促進することで文化・技術の継承に繋げます。
高齢者教育については、学校や地域と連携・協働した世代間交流を促進することで高齢者の経験や知識を伝承し、寿大学の活動から学びが人生を豊かにする「生涯学習」の理念に基づき、多様な学習・交流の機会を提供することで高齢者が生きがいを持って生活できる環境を構築します。
芸術文化については、町民の創造性や感性を育み心豊かな生活に繋げるため、町内各種団体や地域住民と連携した芸術文化活動を振興するとともに、芸術文化を継承する機会として、子ども居場所作り事業「オーラポロ広場」などを実施します。
文化財については、町内に所在する文化財の調査研究を進め、適切な保存管理と新たな文化財の指定を推進し、先人から受け継いできた貴重文化財を次の世代に引き継ぐとともに、町民の皆様に広く知っていただけるよう、教材化や文化資源としての有効活用を図ります。
図書館事業については、子どもの読書活動を支援するため「第3期浦幌町子どもの読書活動推進計画」に基づき、子どもが本に親しむことができる環境づくりに取り組みます。
図書館が町民にとって身近な施設となるように、図書館まつりなどの各種事業を展開するとともに、より多くの町民が図書館に親しむことができる図書館運営に努めます。
博物館事業については、第3期浦幌町教育振興基本計画及び博物館法に基づき、博物館としての基本機能の充実を図り、社会教育機関及び文化施設として、地域の学術情報の集積発信拠点と観光文化拠点の両面から事業を推進してまいります。
また、吉野収蔵庫の老朽化による旧しらかば保育園(仮称:北町収蔵庫)への全面移転を事業の柱とし、資料のデジタル化の促進とデジタル化事業の外部委託化の推進を図ります。

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