■〔地域と企業の協働によるまちづくり〕町民報告会を開催しました
3月21日(木)に、日頃お世話になっている町のみなさんに向けて、地域と企業の協働によるまちづくり(十勝うらほろ創生キャンプ事業)に関する町民報告会を開催いたしました。
報告会でお話しした「今年度の活動報告」と「今後の活動」についてご紹介いたします。
▽十勝うらほろ創生キャンプ事業(以下TUS事業)とは
子どもや若者たちに託すことができる「持続可能な社会」の実現をめざす町の中核事業であり、「企業版ふるさと納税」をおもな財源としています。
「十勝うらほろ創生キャンプ地域協議会」(会長:浦幌町長)が立てた計画に基づき、(一社)十勝うらほろ樂舎(以下樂舎)が企業と本質的な連携をしながら事業を実施しています。
▽各事業からの報告
(1)人材育成
・異業種混合型の企業経営幹部育成研修「うらほろアカデメイア」を企画開発し、町内事業者などの多大な協力のもと2023年11月に試験開催。13社15名にご参加いただき、高い満足度の獲得、そこから町のPRに繋がり、新たな企業連携の糸口に繋がるものであることが確認されました。2024年5月から自主事業として本格的に継続開催を予定しています。
・「町内企業の合同若手研修」を企画開発し、7社27名にご参加いただきました。町内の様々な方々にご協力いただきながら実施することができ、企業の垣根を超えた「地域同期」づくりに繋がるものとして、2024年度も継続開催を予定しています。
・その他、個別の企業研修と合わせて年間で24社60名の方が研修を通じて来町されました。
・都市部の大学生が町内の農業者のもとでインターンシップを行い、農繁期の援農と大学生の地域理解・キャリア醸成に繋げる「アグリダイブ」を3回実施し、12戸の受入農業者のもとに39名の大学生が来町。延べ229日間の農作業に従事しました。参加した大学生の7割がその後リピート来町し、関係人口づくりに寄与するとともに、受入農業者からも「地域にとって大切な取り組み」であるとご評価いただきました。こちらも次年度も継続開催を予定しています。
(2)商品開発
・現在とかち製菓様とハマナスを使った新たな商品開発を行っており、次年度のふるさと納税登録を目指しています。今後も、浦幌町のふるさと納税を増やすべく、町内外の多様な事業者様との連携を行っていきます。
・外部プロモーションでは、パリや東京で浦幌食材のPRを行い大好評いただいたほか、帯広市の学校給食で浦幌食材を採用して頂きました。十勝管内の栄養教諭向けの味覚講座や上士幌町の生涯学習講座なども担当しました。
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