■浦幌町緑化推進委員会
▽林業先駆者の苦労を偲ぶ
5月10日(金)、浦幌町緑化推進委員会主催の樹霊祭が執り行われ、浦幌神社境内の奥にある樹霊塔前で木霊に感謝し、林業の発展と林業関係者の安全を祈願しました。
この樹霊塔は、林業先駆者の苦労を偲び、樹木の霊を慰め、経営の安定と森林資源の限りない保続培養を祈念して昭和49年に浦幌町木青会により建てられた、大木を象徴した塔です。
この日は、浦幌町緑化推進委員会会長の井上町長をはじめとした林業関係者など16名が参列し、樹霊塔に玉串を奉てんしました。
■ヒグマ出没時合同対応訓練
▽学校敷地にヒグマ出没を想定
5月8日(水)、学校敷地内にヒグマが出没したことを想定した合同対応訓練を関係機関と協力し、浦幌中学校(石森裕章校長)で行われました。
訓練は、浦中3年生(31人)がグラウンドで体育の授業中に、ヒグマが出没した場合を想定したもので、学校、警察、町、猟友会がそれぞれどう連携し、対応していくかを実際に行いました。
小笠原浦幌駐在所長は、「今日の訓練の中でも、状況にあわせて現場で確認しながら対応することがあった。今後も定期的な訓練ができれば」と話し、田村直樹猟友会浦幌部会長は、「実際にヒグマが出た場合、訓練どおりにはいかないと思うが、皆さんに被害がないよう協力していきたい」と話しました。
■町内在住の齊藤キネ子さん、山上春江さん
▽百歳の長寿にお祝い
町内在住の齊藤キネ子さん(緑町)と山上春江さん(北町)に百歳の長寿を記念し、井上町長よりお祝いの言葉を添えて、敬老祝金が贈呈されました。
齊藤さんと山上さんは、大正13年生まれで、令和6年5月をもって百歳を迎えられました。
■厚内地区で防災避難訓練
▽津波想定し4か所に26人が避難
5月13日(月)、厚内地区において大規模地震による津波を想定した防災避難訓練が実施されました。
この日は、震度6強の地震発生から津波警報が発令された想定で実施。午前10時のサイレンを合図に避難が開始され、避難所4か所に26人が避難してきました。避難場所では町職員が避難所に設置された一時避難所で使うエアーベッドや簡易トイレなど、備蓄品について説明。実際に防災無線を使った訓練も実施されました。
その後は、厚内公民館を会場に浦幌消防署から消火器の使い方などを説明。町は津波避難タワーと救命艇の整備について、地域の特性や要望に沿った整備が必要とし意見交換を行いました。
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