町道で管理する橋梁は、現在111橋ありますが、その大半が高度経済成長期に集中して建設された橋梁であり、老朽化する橋梁は増え続ける状況にあります。
今後、橋梁の修繕・架替えに要するコストの増大が予想されることから、これまでの事後保全的対応から予防保全的対応に転換し、橋梁の長寿命化並びにコストの縮減を図り、道路利用者に対する安全性・信頼性を確保するため、平成25年度に橋梁長寿命化修繕計画を策定し、令和5年度に次期計画の策定を行いました。
また、構造物の適正な維持管理が求められる中で、平成26年7月に道路法が改正され、5年に1度の近接目視による点検が義務化されました。
このことから、管理するすべての橋梁について点検を実施し、損傷度合いに応じて「I・II・III・IVの4段階で診断(※)を行い、診断区分Iは45橋、診断区分IIは53橋、診断区分IIIは13橋、診断区分4.は0橋でした。
この内、診断区分IIIの橋梁は下記のとおりです。(令和5年3月現在)
■診断区分3.の橋梁
※点検・診断結果を踏まえ、診断区分IIIとなった橋梁を重点的に修繕工事を実施していく予定です。(ホームページでも公表しています)
※診断区分
I 健全:構造物の機能に支障が生じていない状態
II 予防保全段階:構造物の機能に支障が生じていないが、予防保全の観点から措置を講ずることが望ましい状態
III 早期措置段階:構造物の機能に支障が生じる可能性があり、早期の措置を講ずべき状態
IV 緊急措置段階:構造物の機能に支障が生じている、又は生じる可能性が著しく高く、緊急に措置を講ずべき状態
問合せ:役場施設課土木水道係
【電話】576-2159
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