■野良猫に餌を与えると…
お腹を空かせた野良猫がいたら餌を与えたいという思いはわかります。しかし、野良猫のためを思って餌を与えることが、結果として不幸な野良猫を増やしてしまうことにつながります。また、餌を与えている野良猫がご近所の敷地で排泄するなど、ご近所の迷惑となっているかもしれません。
■猫に与える悪影響
・猫が繁殖して増えることにより、縄張り争いが起こり、怪我をする猫が増えます。
・猫同士の接触や喧嘩を通じて、猫白血病や猫エイズなどの感染症が流行しやすくなります。
・メス猫の場合、妊娠・出産を繰り返すことで母体に負担がかかります。
■不妊去勢手術を行う
野良猫がかわいそうと思うのであれば、これ以上野良猫を増やさないようにするために、不妊去勢手術を行ってください。猫は繁殖力が旺盛で、年平均3回発情し、1回の妊娠で平均5匹の子猫を産みます。不妊去勢手術を行わずに餌だけ与えていると、その地域で野良猫がどんどん増えていきます。
手術を行うことで、発情期の性衝動のストレスがなくなり、猫同士のトラブルも防ぐことができます。
■近隣住民とのトラブルの発生
毎年、町民から猫に関する苦情や相談が役場に寄せられています。その中で、糞害による苦情や野良猫への餌やりに関する苦情が多くを占めています。
■猫に関する苦情・相談の例
・庭の花壇に糞をされて困っている。
・大切にしている愛車を爪で傷つけられた。
・置き餌にキツネなどの野生動物が寄ってくるので困っている。
問合せ:役場町民課町民生活係
【電話】576-2114
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