「マラソンが、笑いあうきっかけに」をテーマに掲げた「うらほろマラソン2024」(6月23日開催)を無事開催することができました。
今年は、これまで実施してきた15キロ、35キロマラソンを行わず、子ども達のキッズチャレンジを中心に、5キロウォーク・リレーマラソンを開催いたしました。心配されていた当日の天候の影響も受けずに、キッズチャレンジ参加者(542名)、5キロウォーク・リレーマラソン参加者(381名)、総勢約3000名の皆様にお越しいただきました。ありがとうございました。
■みんなで一緒に「5キロウォーク」
5キロウォークのスタートラインには、0歳から79歳まで幅広い年代の方が並びました。速く歩きたい人、おしゃべりを楽しみたい人。いろいろな参加の仕方がありましたが、家族や友達、同僚と歩く参加者の表情は笑顔で溢れていました。まさに今年のテーマ「笑いあうきっかけに」を体現した種目となりました。
■いろいろな「きずな」のカタチ「リレーマラソン」
スペシャルイベントのリレーマラソンでは、特色あるチームが勢ぞろいしました。おそろいのTシャツや注目度No.1の仮装チームもあり、大変盛り上がりました。「1人ではないからがんばれる」。浦幌町の木下幹子さんに作っていただいたたすきを握りしめ、チームメイトを目指すランナーの凛々しい表情が印象的でした。
■みんなならできる!「キッズチャレンジ」
キッズチャレンジには今年も多くの子ども達が参加しました。自分の目標に向かって走るキッズたちに、大きな声援が集まりました。
■30日前からゴールを目指すこどもたち「事前チャレンジ」
子ども達は事前チャレンジを通して、30日前から取り組みを始めていました。町内の各地域では、地域の皆様に見守られて子ども達が練習に励んでいました。応援だけでなく、一緒に走ったり歩いたりしてくださった方も多く、大人も子どもも関係なく体を動かす時間はとても貴重なものでした。
■自分の道は自分で決める
今年のキッズチャレンジは、1キロ、2キロ、4キロと、コースの選択肢を増やしました。どの距離にするか、どんなチャレンジにするかを選ぶところから、子ども達のチャレンジは始まっています。本番で「もう1周チャレンジ」できる部門もあり、それぞれ自分の目指すゴールに向かって駆け抜けました。距離や速さに関係なく、自分で決めた目標に辿り着いた子ども達の表情は、清々しく達成感に満ちていました。
■輝く名司会と未来のランナーたち「はじめのいっぽ」
「お兄ちゃん、お姉ちゃんのように自分も出たい!」そんな、未就学児の声を受け実施した未就学児のかけっこ「はじめのいっぽ」には、50名を超える子ども達が集まりました。こども園で勤務される市岡先生、樋口先生の素敵な進行で子ども達はやる気満々。ゴールで待つ大好きな家族の胸に飛び込む姿は、見る人を温かい気持ちにしてくれました。
■スポーツに「支える」でかかわる「こどもサポーター」
スポーツをするだけでなく、支える立場でかかわりたい子ども達を募集しました。結果13名の子ども達がスタッフとして加わり、会場や飲食店ブースを中心に活躍しました。大人に負けない働きぶりに頼もしさを感じました。
■色とりどりの食事とおしごトライランドでスポーツに関わるお仕事を体験!
うらほろマラソン2024のゴールピクニックでは、飲食をお楽しみいただけるエリアだけでなく、「子ども達が体験できるブースを増やしてほしい!」というご意見をもとに、お仕事体験をお楽しみいただけるエリア(おしごトライランド)を用意しました。単にお仕事の紹介ではなく、「スポーツに関わるお仕事ってたくさんあるんだよ!」ということを表現できたらと考え、企業様や事業者様にお声かけいたしました。子ども達がお仕事をすると100円の通貨がもらえる仕組みもつくりました。
おいしい食事を囲み、家族や仲間と過ごす団らんのひとときには、会話が飛び交い、楽しそうな笑い声があちこちから聞こえました。
また、おしごトライランドでは、親子で興味のある体験を行う様子が見られ、子ども達の世界が広がったことを感じました。
開催にあたって地域の皆様に貴重なアドバイスを沢山いただき、企画運営を支えていただきました。その甲斐あって浦幌らしい温かさに包まれたゴールピクニック会場となりました。
最後になりますが、盛況に大会を終えることができたのは参加者の皆様、出店事業者・企業の皆様、そして浦幌町の皆様のご理解・ご支援あってのことと感謝しております。来年もうらほろマラソンを皆様と作り上げていきたいと考えております。ぜひ、たくさんの感想・ご意見・ご要望もいただけると幸いです。
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