■浦幌中3年生 うらほろ活性化プロジェクト成果発表会 理想の町の未来に向かって
10月24日(木)に、浦幌中学校の3年生が、9年間のうらほろスタイル教育の総まとめとして「うらほろ活性化プロジェクト成果発表会」を行いました。
今年度、浦幌中学校の3年生は「自分らしさが浦幌に活きる」をテーマに、中学生自身の好きなこと・得意なことを活かしたプロジェクトを考え、実行しました。
発表会では、井上町長、水野教育長、子どもの想い実現ワークショップの髙室座長、町民の皆さんの前で、プロジェクトの成果について話しました。浦幌の特産品を使ったカボチャスープ・とうきびプリンのレシピ開発、町の魅力を伝えるTikTokの動画を作成し、町公式TikTok開設を提案するなど、理想の町の未来のために、多彩なアイデアを発表しました。
浦幌中学校3年生の志賀遥斗さんは「発表したプロジェクトが、1つでも浦幌で実現されるといいなと思います」と話しました。
(十勝うらほろ樂舎 藤川結子)
■浦幌小4年生 森林体験学習 浦幌の林業について学ぶ
10月28日(月)と11月18日(月)に、浦幌小学校4年生が、浦幌町の森林資源の大切さについて学ぶ「森林体験学習」を行いました。
10月28日(月)は、森林についての講話と伝承の森の散策、木に触れ合う体験をしました。講話では、北海道指導林家の杉江英雄さんから祖父の代からの森づくりや木の寿命などのお話を聞きました。
11月18日(月)は、木下林業株式会社の木下真利さんから、丸太の製材加工の様子やチップの製造の仕方などのお話を聞きました。また、実際に加工された製品に触れる体験もしました。
浦幌小学校4年生の髙室つくしさんは「機械によって林業は助けられているんだな」と話しました。
これからも木という資源を大切にしていってほしいですね。
(十勝うらほろ樂舎 小倉理記也)
■うらフェス2024
▽音楽で会場が一つに
10月26日(土)に、中央公民館でうらフェス2024が開催され、総勢6組のアーティストが演奏しました。
うらフェスの原案は、毎年中学生が町に提案している地域活性化案発表会の中で、平成29年度の浦幌中学校の生徒が提案したものです。それを「子どもの想い実現ワークショップ」で熟議をし、令和2年度に初めて開催。今年度で5回目の実施となります。
昨年度までは単独でイベントを行っていましたが、今年度は浦幌町文化祭とコラボして開催しました。
この日は、「廣川冠太Bandset」の皆さんや上浦幌出身の兄弟バンド「Hikage」の皆さんなど、計6組の浦幌町にゆかりのあるアーティストが出演しました。
来場された皆さんとアーティストの皆さんが一緒に音楽を楽しみ、会場は大盛り上がりでした。
実行委員長の髙室智全さんは「浦幌町だからできないことがあると思うのではなく、浦幌町にいてもできることがあると、このうらフェスを通じて感じてほしい」とうらフェスに対する想いを話しました。
(地域おこし協力隊 犬養竣)
■編集後記
10月に開催された「うらフェス」で、藤川は浦幌軽音部として出演しました。実はイベント前日の夜、楽しみと緊張でなかなか眠れず…(笑)
小学生のころに感じた、学習発表会前日に、楽しみと緊張で眠れなくなるのと同じ感覚でした…大人になっても感じるときが訪れるとは(笑)
少し寝不足で迎えたうらフェス当日は、緊張よりも楽しみが勝ち、浦幌軽音部や会場の皆さんと一緒に、音楽を楽しむことができました。ちなみに演奏した曲は、私の好きなバンドsumikaのLoversという曲。ぜひ聴いてみてください♪
藤川(うえのん)
2025年(令和7年)1月27日(月曜日)
発行元:うらほろスタイル推進連携会議
~平成19年度の中学生からの提案を受け道教育大釧路校の学生と地域おこし協力隊、十勝うらほろ樂舎が共同で制作しています~
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