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【特集】多文化共生のまち「うらかわ」

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北海道浦河町

■取り組みの一部を紹介します!
町では近年、日本人の担い手不足などで、牧場で働く外国人が急激に増えていることから、多文化共生事業に力を入れ取り組んでいます。
これまで、役場窓口でのポケトーク(多言語翻訳機)の導入や外国人生活支援調査、税金や年金、保険制度、交通ルールなどをテーマとした「外国人向けセミナー」などを開催してきました。
今月の「広報うらかわ」では、地域おこし協力隊員やふるさとワーキングホリデー参加者と連携した、町内の外国人との異文化交流の取り組みについてご紹介します。

▽地域の仕事を通じて暮らしを体験ふるさとワーキングホリデー
地域の仕事をしながら交流や学びを通じて地域の暮らしを体験できる「ふるさとワーキングホリデー制度」で、町では9月4日より9月15日までの期間、堀越優美さん(埼玉県在住)八尾葵さん(大阪府在住)の2人の方をヒンディー語サポーターとして受け入れました。
2人は、役場に来庁されるインド人の翻訳対応のほか、役場で発行する文書等のヒンディー語対応、イベントでのインド人家庭のサポートを体験したほか、町内のインド人とも交流し、浦河町での暮らしを体験しました。

▽東部保育所開放事業遊びの森でインド人の家庭を受け入れ
9月7日に町立東部保育所開放事業「あそびの森」が行われ、インド人親子12人が参加しました。
この事業は、移動手段がなく地域との関わりの少ない外国人の子育て家庭を対象に、町立保育所の空き定員を活用して外国人家庭を受け入れるもので、現在試験運行中の町乗合バスを利用し、これまでに5回受け入れ親子延べ50人が参加しました。
この日は、地域おこし協力隊の髙畠敦子隊員による英語を使ったダンスのほか、お祭りの縁日を再現して、金魚すくいや輪投げなどが行われ、子どもたちは楽しそうに遊んでいました。
参加したインド人の母親は「お祭りの催しなど凄く楽しかった。ヒンディー語を話せる人がいるのは嬉しく思う。今後も参加したい」と嬉しそうに話していました。

▽地域おこし協力隊稲岡千春隊員が企画モンスーン・ティー・パーティー
9月13日に総合文化会館で「モンスーン・ティー・パーティー」(交流お茶会)を開きました。
町内インド人(女性と子ども)21人、町内日本人13人、ワーキングホリデー参加者2人の計36人でとても賑やかな集まりになりました。
前半はお茶とお菓子を囲んでの交流で、参加した町民の皆さんは珍しいインドのお菓子について、様々な質問をしていました。
後半はインド人女性たちがラジャスタンの踊りを披露し、最後はダンスパーティーのように盛り上がり、楽しく国際交流ができました。
参加者から、ぜひまたお茶会をやって欲しいとの要望がたくさんありましたので、この「モンスーンティーパーティー」をシリーズ化していきたいと思っています。
興味のある方はぜひ参加してくださいね。

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