■10月1日より新教育長が着任しました
9月17日に行われた第5回浦河町議会で、任期満了に伴い9月30日付で教育長を退任した浅野浩嗣氏の後任に和田修氏が選任されたことを受け、10月1日に池田町長より辞令が手渡され正式に新体制が発足しました。
和田修氏は、平成元年に浦河町職員として採用され、平成27年から町民課参事・課長、社会教育課長・議会事務局長を歴任。
和田教育長は「浦河町の教育、文化の発展や充実を担う役職の責任の重さに身の引き締まる思い。浦河町の教育や文化振興の基本理念である『郷土愛に満ち未来を拓く人を育てるまちづくり』を中心に教育行政を推進したい。
特に学校教育においては、少子化に伴う小中学校の縮小や学力・運動能力の低下、部活動の地域移行など多くの課題が山積しており、対策は待ったなしの状況にあることから、スピード感を持って一つひとつ対処していく。
学びを通した、人々との繋がりや関わりを大切にしながらも、子どもたちだけではなく、教育に携わる誰もが、夢や志をもって進んでいける教育環境を整備し、学校・家庭・地域そして企業などと連携、協働した社会総がかりでの教育を推進していきたい」と話しました。
■秋のGI戦線が開幕!スプリンターズSで三嶋牧場生産のルガル号が優勝!
スピード自慢が集うGIレース「スプリンターズステークス」が9月29日に中山競馬場で開催され、三嶋牧場生産のルガル号が骨折による休養から半年ぶりの出走でしたが、先行から押し切り見事優勝。9月30日には関係者や牧場スタッフが集まり祝福しました。
同牧場で繁殖主任を務める芦田康一さんは「ルガル号が生まれた時から見ていて、当時から堂々としていて大物感があった。骨折明けで不安もありましたが、調教が良いと聞いていて今回のレースは期待していた」と話し、レースを振り返って「レース展開は100点。今後も無事に走ってくれれば」と笑顔を見せました。
池田町長は「秋のGIレースで良いスタートが切れた。浦河産馬が有馬記念まで活躍することを期待したい」と話しました。
■5年ぶりに秋サケつかみ取りが開催「うらかわ産業まつり」
浦河産業まつり実行委員会が主催する「うらかわ産業まつり」が、9月29日に役場前駐車場で開かれ、町内外より約1,800人が来場し、会場は賑わいを見せました。
産業まつりでは、秋の味覚である玉ねぎ、にんじん、じゃがいもの詰め放題や夏いちごの詰め放題ほか、5年ぶりに秋サケのつかみ取りが開かれ、参加者らは逃げるサケをつかまえようと、脇目もふらず追いかけました。
びしょ濡れになりながらもサケを捕まえた猪狩末雄さん(苫小牧在住)は「妻と6時前から苫小牧を出発し浦河町に来た。無事につかみ取りの抽選に当たり嬉しいです。取ったサケは天ぷらにして食べたいです」と笑顔で話していました。
■インドのお菓子と踊りで交流「モンスーン・ティー・パーティー」
9月23日に地域おこし協力隊の稲岡隊員が主催する「モンスーン・ティー・パーティ」が総合文化会館で開かれ、インド人と日本人約50人が参加しました。
このパーティーはインドのお菓子や踊りを楽しみながら交流することを目的に開催するものです。
また、この日はふるさとワーキングホリデー制度を活用して、役場でヒンディー語の通訳業務を行っていた大学生の保本祐希さんと小泉裕夢さんも参加。参加者らの通訳などのサポートを行いました。
パーティーの最後にはインドの曲に合わせて参加者全員が輪になって踊り、終始楽しそうな様子でした。
■ロープレスキュー総合訓練が初公開消防隊員の救助技術を披露
9月30日に浦河消防署で、救助用ロープを使い転落者を助ける「ロープレスキュー総合訓練」が町長と副町長、町議会議員の視察のもと開催され、隊員らが日ごろの訓練の成果を披露しました。
訓練は、高低差がある場所や、急斜面などの救助活動が困難な場所でも迅速に救助することを目的に行われ、この日は「低所救出訓練」と「ハイライン救出訓練」の2種目を実施しました。
「ハイライン救出訓練」では訓練塔から消防庁舎までの15メートルをロープで渡り負傷者を救出。訓練を見学した方々は、隊員の迅速な救助活動に見惚れた様子でした。
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