農業者年金は、老後生活の安定を図ることなどを目的とした、農業者だけが加入できる年金です。
この年金は、国民年金の第1号被保険者である農業者の皆様が、より豊かな老後生活を過ごすことができるよう国民年金(基礎年金)に上乗せした任意加入の公的年金制度であり、サラリーマンでいう厚生年金に該当する位置付けとなっています。
■農業者の方なら広く加入できます
次の3つの要件を満たす方は、誰でも加入できます。
(1)国民年金第1号被保険者(保険料納付免除者を除く)
(2)年間60日以上農業に従事
(3)65歳未満であること。
※自分名義の農地を持っていない農業者や、配偶者、後継者など家族農業従事者の方も加入できます。
■農業者年金の特徴
保険料は、月額2万円から6万7千円までの間で、千円単位で自由に選択することができ、いつでも見直すことができます。
経営や生活にゆとりがない時は少ない保険料を選択し、多少ゆとりができた時は多い保険料を選択して将来に備えるといった、農業経営の状況や家計の状況に合わせて、保険料の額を選ぶことができる弾力性のある制度です。
2万円の保険料の支払いが難しい場合は、保険料の国庫補助の仕組みもあります。
問い合わせ:農業委員会
【電話】26-9021
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