■ふるさとワーキングホリデーでヒンディー語サポーターを受け入れました
地域の仕事をしながら、交流や学びを通じて地域の暮らしを体験できる「ふるさとワーキングホリデー制度」で、2月13日から2月22日までの間、役場にヒンディー語サポーターとして、内堀友晴さん(兵庫県在住)と髙松夢香さん(東京都在住)の2人を受け入れました。
同制度でヒンディー語サポーターとして受け入れるのは、昨年の9月に続き2回目。
2人は、役場に来庁するインド人の翻訳対応や、役場で発行する文書等のヒンディー語化対応、保育所でインド人家庭と交流しつつ、浦河町での暮らしを体験しました。
■外国人母子への対応について学ぶ「外国人母子の支援に関するワークショップ」
近年、町内で出産・育児をする外国人が増加していることを受け、2月21日に総合文化会館で、町主催の外国人母子の支援に関するワークショップが開催され、医療従事者や幼稚園教諭など約30人が参加しました。
町の担当者から、外国人家庭の、出産や子育てなどの対応が重要であることを説明した後、参加者はグループに分かれ、言葉が通じず緊急時の連絡が伝わらないことや、文化や宗教上の課題を共有しました。
参加した看護師は「インド人の出産などに関わることがあるので参加した。多くの学びがあり充実した時間だった。今後の業務に活かしたい」と話しました。
■全国商業高等学校協会主催の1級検定を浦高生4人が4種目以上を取得
浦河高校(齊藤雄大校長)の3年生男女4人が全国商業高等学校協会(全商)主催の簿記や商業経済などの1級検定試験に4種目以上合格しました。
7種目に合格し、全国経理教育協会が主催する電卓計算能力検定で6段を取得した、遠山千陽さんは「授業でしっかり話を聞いて、その日の内に復習することで知識を蓄えるようにした。7種目に挑戦して全て1級合格することができたので満足している」と喜びを語り、商業検定の勉強を通じて「目標に向かって努力する習慣を身につけることができ、税理士になるという将来の夢が見つかった」と話しました。
■浦高生88人が学び舎を旅立つ「浦河高校第76回卒業式」
浦河高校(齊藤雄大校長)の第76回卒業式が3月1日に行われ、88人に卒業証書が贈られ、卒業生たちが学び舎をあとにしました。
齊藤校長は卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡し、式辞で「人生には想定しきれない不測の事態が起こることがある。何度でも挑戦するとともに、自分の可能性を信じ、厳しい社会を乗り越えてほしい」と言葉を送り、卒業生代表の辻絢香さんが「今日を迎えることができたのは家族や先生方、地域の方の支えがあったから」と振り返り、「今までお世話になった全ての人へ感謝している。3年間本当にありがとうございました」と答辞を述べました。
■3年間の学習を終えて看護の道への一歩を踏み出す。
浦河赤十字看護専門学校(大柏秀樹校長)の第32回卒業式が3月1日、浦河赤十字病院で開かれ、3年間の学業を終えた11人の門出を祝いました。
大柏校長は式辞で今後の活躍を期待するとともに「優しく信頼される看護師になり、地域医療に貢献することを願っている」と激励しました。
卒業生代表の小原菜奈香さんは、3年間の学校生活や新型コロナの影響を振り返るとともに、後輩や先生への感謝を話し、「これからも赤十字の基本原則である『人道』を胸に患者さんに質の高い看護を提供できるよう日々努力していきたい」と述べました。
■杵臼牧場生産のペプチドナイル号がフェブラリーステークスで圧勝!
2月18日に東京競馬場で行われた「第41回フェブラリーステークス」で杵臼牧場(鎌田信一代表取締役社長)が生産したペプチドナイル号が直線で先頭のまま押し切り見事優勝しました。同牧場では8度目のGIでの勝利です。
同日の午後5時には、牧場に副町長や牧場関係者らが駆け付け、お祝いの言葉をかけ、鎌田さんは「自宅で競馬を見ていて、ペプチドナイルには期待していたが、レースに出るメンバーを考えると優勝は厳しいかなと思っていた。結果を見ると強い勝ち方をしていて、GIを獲ったのはテイエムオペラオー以来のこと。とても嬉しく思う。今後も無事に走ってくれれば」と笑顔を見せました。
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