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令和5年度 決・算・報・告(2)

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北海道浦河町

■04水道事業会計・企業債
黒字経営を継続・借金残高は2億1,242万円

◆水道事業会計
水道事業は、税金でまかなわれている一般の行政サービスと異なり、水道施設の建設や維持管理に必要な経費のほとんどを経営に伴う収入である水道料金でまかなう「独立採算性の原則」で運営されています。
○収益的収支…水道水の供給、汚水の適切な処理に必要な財源と経費
(単位:万円)
収入:3億106
支出:2億4,167
差引利益:5,939

○資本的収支…水道・下水道施設を建設・改良するために必要な財源と経費
(単位:万円)
収入:1,330
支出:9,140
差引利益:△7,810

※水道会計の不足額は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、積立金、留保資金で補填しました。

◆企業債
企業債は、水道事業会計(企業会計)の「借金」です。この企業債で、送・排水管の新設や移設、施設の整備などを行っています。また、この企業債の償還は、主に収益的収支決算で出た利益を利用し返済しています。

企業債の残高は昭和63年度の約28億円をピークに徐々に減少し、令和5年度末の残高は2億1,242万円です。

■05健全化判断比率・資金不足比率
早期健全化基準などはすべてクリア・資金不足はナシ
◆健全化判断比率
実質的な赤字や将来負担などに係る指標「健全化判断比率」をお知らせします。浦河町はどの指標も基準を下回っています。

健全化判断比率…財政の健全度を表すもの
実質赤字比率…普通会計の赤字から財政運営の深刻度をみる比率
連結実質赤字比率…すべての会計赤字から財政運営の深刻度をみる比率
実質公債費比率…町の収入に対する借金返済の割合をみる比率
将来負担比率…町が将来、支払う負債の収入に対する比率

◆資金不足比率
公営企業ごとの資金不足額が事業規模に対してどの程度あるかを示します。浦河町は水道事業会計で資金不足はありません。
企業会計の名称:実質赤字比率
資金不足比率:ー
経営健全化基準:20.00%
資金不足比率…企業会計の資金不足割合から経営状況の深刻度をみる割合。

■06町債
町の借金残高:98億7,772万円
町債は大きな事業をするために借り入れるお金のことで、整備した社会資本を今後利用する人たちにも公平に負担してもらうための役割も担っています。
令和4年度以降は、返済額が借入額を上回ったため、残高が減少しました。
○町債残高の推移

■07基金
町の貯金残高は約35億円
基金は歳入から歳出を引いて残っている金額があった場合に積み立てし、臨時の出費や財源不足が見込まれる場合に取り崩して事業費に充てます。

令和5年度は、決算余剰金を積み立てた結果、基金残高は前年度より4,400万円増加しました。
○基金残高の推移

▽令和5年度の主な事業
・浦河赤十字病院救急外来等医師確保補助
事業費:1億7354万円

・ゼロカーボン普及推進事業
事業費:1,654万円

・東町ちのみ3丁目団地建設事業
事業費:2億2602万円

・オオズワイガニ調査事業
事業費:253万円

・町道堺町西5丁目1号線外交差点改良事業
事業費:404万円

・ファミリースポーツセンター改修事業
事業費:2億7420万円

・浦河小学校長寿命化改修事業
事業費:1億5702万円

・SDGs推進事業
事業費:133万円

・多文化共生推進事業
事業費:227万円

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